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【感想】『食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全』[後編] 特別なことをしていないのに、やせている人の秘密

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「食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全」を読んだ感想の続きを書いていきます。

食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全 82のメソッドで永久に太らない体に

今回は後編です。

前編、中編の記事はこちらです。

それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

YouTubeなどSNSフォロワー27万人超(2023年3月時点)! 「食欲をコントロールすることで、誰でも体に無理なく健康的にやせられるダイエット法」のすべてが一冊に! 糖質制限、絶食、過度なエクササイズはダイエットの大敵! 病気になってまでやせても生きる意味はありません。リバウンドなし、失敗なしに永久にスリムなボディを手に入れるためのメソッドを公開します。どこから始めてもOKの方法ばかり。ダイエットのバイブルとして備えて、すぐできることから始めてください。

こんな感じの本です。

ここは前回の記事と同様です。

いくつか引用と感想

特別なことをしていないのに、やせている人の秘密

器はワンサイズ小さいものを使う

「ご飯をよそうお茶碗を替えるだけでやせる」と言ったら驚くでしょうか? もちろん、これまで使っていたものより小さいものに替えなくてはいけませんよ。
面白いことに、同じ量をよそっても、人間の脳は小さいお茶碗のほうが満足感は高くなって、少ない量で食事を終えることができるようになるのです。
器の大きさと食べ物の消費量に関する実験はスナック菓子やアイスクリームでも行われていて、器やスプーンの大きさで食べる量が変化することが証明されています。

最近、ダイエットの観点で「食器サイズを小さくすると良いよ」的な内容をよく見かけます。
またしても引用してみました。

以前の記事の引用はこちらです。

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ダイエットにおいて、食器サイズの変更はけっこう有効そうです。
食器を小さくするだけなので、心理的にも我慢している感覚は薄いかなと思います。

たった15分の「昼寝」がカロリー摂取を抑える

昼寝にはさまざまな健康効果が報告されています。たとえば、「記憶力・集中力の向上」「感情の安定」「免疫機能の向上」「学習能力の向上」「運動パフォーマンスの向上」「病気の予防」などです。
その一方で、昼寝を繰り返すと高血圧や血管疾患、うつ病、糖尿病、骨粗しょう症などのリスクが上がるという研究もあります。
ただし、これは高齢者や、1時間を超す長時間の昼寝を繰り返す人に当てはまることだと私は思います。私のように15分程度の短時間の昼寝をする人には当てはまらないと考えています。それどころか、昼寝はダイエットにも効果があると私は考えているのです!
食べ過ぎてしまう要因のひとつに、眠気や疲れなどがあります。眠かったり、体がだるかったりすると、それを誤魔化そうとして食べ過ぎてしまうことがあるのです。
また、こうした状態のときは脳(前頭葉)の働きが悪くなっているので、「もうこれ以上は食べないほうがいい」「これはハイカロリーだからこの辺でやめておこう」という冷静な判断ができなくなっています。頭が働かないせいで、「まぁ、いっかー」と食べ過ぎてしまうのです。そんな眠気やだるさを原因とする夕食の食べ過ぎを防いでくれるのが短時間の昼寝です。ほんの15分の昼寝でも眠気や体のだるさが解消できるので、結果として食欲が落ち着くことになります。

これまで何度も昼寝を推奨する内容を引用してきましたが、ダイエット本で遭遇するのはちょっと意外でした。

とりあえず、これまでの昼寝に関する引用をリンクしておきます。

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今回の引用の序盤では、昼寝のメリットをたくさん挙げています。
こうやって見ると、昼寝のメリットはかなりたくさんありますね。
自分も昼寝を実践しているので嬉しい限りです。

一方で、デメリット(リスク)もいくつか挙げています。
こはちょっと気になるところでしたが、それに続く「昼寝はダイエットにも効果がある」という著者の主張は妙に納得感がありました。

眠い時、疲れている時に食欲のコントロールが難しくなる感覚は自分もあります。
自分の場合、疲れている時(≒ストレスが溜まっている時)に食欲が爆発してしまうことが多いです。

この食欲の暴走を昼寝で防ぐことができるなら、昼寝は頑張って継続しないとなと思いました。

1日約8000歩でやせる

たくさん歩く人はBMIも低い

ケガや病気で歩けなくならない限り、歩くことは何歳になっても続けられます。少しずつ歩数を増やしていけば、それだけで十分にやせられます。まず、歩数が増えるということはジーッと動かない時間が短くなることも意味します。動くことによって自律神経が鍛えられ、脂肪を燃焼する能力が高まります。当然、歩数が多くなれば消費カロリーも多くなります。
海外の研究では、歩行数とBMIには相関があり、やはり歩数が多いグループはBMIも低いという結果が出ています。目指すべき歩数は1日約8000歩。5000歩では足りません。でも、今1日2000歩しか歩いていない人がいきなり8000歩を目指すのは無理があります。
私がダイエット指導するときのやり方ですが、とりあえず今よりも10%アップを目指して、少しずつ歩数を増やすのがいいと思います。
また、散歩の継続が難しいようであれば、室内での足踏みでもまったく問題ありません。その場合、テレビやスマホを見ながらの足踏みでOKです。余裕があれば外に出て散歩をして、歩数を増やしてください。

自分は1日5000歩を目標にしていましたが、本書では1日8000歩を推奨しているようです。
3000歩足りないですね。

自分もダイエット中なのですが、目標体重まであと2キロのところからなかなか減らない状況です。
1日8000歩を実践できたら、もしかしたら達成できるかもしれません。

ただ、今回の引用では「今よりも10%アップを目指して」と書かれています。
いきなり増やさず、徐々に増やしていこうと思います。

そしてどうやら国の指針としても、8000歩を推奨しているようです。
以下、参考リンクです。

www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp

www.suntory-kenko.com

自分はリモートワーク主体なので、今以上に散歩の時間を捻出するのは少し大変です。
と思いつつ、そもそも通勤していた時は1日5000歩は余裕で超えていました。

なので、1日8000歩は達成可能なラインなはず。
なんとか頑張りたいところです。

おわりに

ということで「食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全(後編)」として書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • 特別なことをしていないのに、やせている人の秘密
  • たった15分の「昼寝」がカロリー摂取を抑える
  • 1日約8000歩でやせる

の3つでした。

「1日約8000歩」の正直な感想は、「けっこう歩くなぁ…」でした。
今目標にしている「1日5000歩」でも割と大変なのに、プラス3000歩はなかなかです。

とはいえ毎日通勤していた頃は、家と会社の往復だけで1日8000歩近くになっていたはず。
いきなり増やすのは無理があるとのことなので、徐々に増やしていけたらなと思います。

「食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全」は3記事に渡って書きました。
他の記事も良ければぜひ。

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