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【感想】『筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方』[後編] 一時的減量を目的にするな!人生は続くぞ

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「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」を読んだ感想の続きを書いていきます。

筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方

今回は後編です。

前編、中編の記事はこちらです。

それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

Twitterフォロワー数18万人!(2017年6月時点)大人気のマッチョ社長が考える最強の「食べ方」を公開。多忙、飲み会、外食…理想的な食事は難しいビジネスマンでも「最低限これだけやっておけば大丈夫」な内容を網羅した1冊

こんな感じの本です。

ここは前回の記事と同様です。

著者情報

本書の著者であるTestosteroneさんは、Twitterで見かけたことがある人も多いかもしれません。

前編と同じツイートをリンクしておきます。

いくつか引用と感想

逆に聞くが、プロテインを摂らない理由は何だ?

よく「プロテインは飲んだほうがいいですか?」と聞かれる。
回答としては、食事を通じてタンパク質がきちんと摂れていれば、新たに摂る必要はない。

「え? いらないの?」と思うかもしれないが、足りているなら別にいらない。
プロテインはタンパク質を便利に摂取する「手段」であり、サラダチキンやツナ缶から摂取しようがプロテインから摂取しようが、基本的に違いはないからだ。
むしろ、私は1日の大半のタンパク質はプロテインよりも肉や魚から摂るべきだと考えている。
ただ、私がツイッターなどでプロテインを猛烈にすすめる理由は、どこでも手軽に摂取でき、特に、速やかな吸収が必要なトレーニング後に最適だからだ。
さらに、タンパク質摂取という観点から見て、実はサラダチキンよりプロテインのほうが低価格であるという事実も見逃せない。プロテインはマズいというイメージを持っているかもしれないが、最近のプロテインはデザート感覚で飲めるぐらい美味しくなっている。

煽るような見出しですが、内容は納得でした。

自分もプロテインを摂っています。
なるべく肉や魚からタンパク質を摂るようにしていますが、それだけで目標のタンパク質量を達成するのはやはりちょっと難しいです。

タンパク質を摂るうえでプロテインはかなり優秀ですが、やはりそれに頼りすぎるのは良くないよなと思っています。

なるべく食事からタンパク質を摂り、足りない分をプロテインで補う。
あくまでプロテインは補助的な立ち位置。
こういった感覚を大事にしています。

この辺りは、以前の記事で引用した以下の内容も参考になるかなと思います。

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ちなみに今回の引用に続く形で「プロテインはコンビニやスーパーに流通していないので、ネットで購入するのがベストだ」と書かれています。
本書が発売された当時(2017年)のことを思い出せませんが、どうやらコンビニやスーパーに流通していなかったようです。

今は普通にコンビニでプロテインを売っているのを見かけますし、タンパク質を意識した商品が多い印象です(サラダチキン、高タンパクヨーグルト、プロテインバー等)。
スーパーではあまり見かけないかもしれませんが、ドラッグストアでは売っているのをよく見かけます。

2017年と比べたら、プロテインはかなり一般的になったのかもしれませんね。

「小分けにして食べる」は、いいことだらけ

マクロ管理法を実践するうえで「食べる順番や組み合わせは無視していい」と伝えたが、正確に言えば、同じカロリーを摂取するにしても回数を分けたほうがいい。
3食にこだわらず、4回、5回と回数を分けて食事をすると、さまざまな恩恵を受けられるからだ。

まずは、「消化器官の負担を減らす」こと。一気に食べると消化器官は一度に多くの食べ物を消化する必要があり、負担になってしまうのだ。
2つ目は、「体脂肪になりにくい」こと。一度に大量の食べ物を食べると、消費できなかった「余剰カロリー」が生まれやすい。この余剰カロリーは体脂肪に変換されてしまうが、小分けであれば適正なカロリー量を維持しやすいため体脂肪にもなりにくい。
3つ目は、「空腹を感じにくくなる」こと。小分けで食べていればダイエットの大敵である空腹とは無縁になることもできる。
4つ目は、「リバウンドに強い身体を作れる」こと。夕ンパク質は分解されるとアミノ酸になる。小分けで食べていると、血中のアミノ酸レベルを保つことができ、ダエット中に高確率で起こってしまう筋肉の減少を防ぐことができるのだ。筋肉量が減りづらいことで、リバウンドに強い体を作ることができ、停滞期の対策にもなる。

最近、間食を推奨している本をよく見かけます。
これまでは主に、疲労回復の観点で間食を推奨する内容を何度か見かけました。
一応リンクしておきます。

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今回の引用は、ダイエットの観点で間食を推奨する内容です。

自分も最近は間食を意識するようになりました。
これまで読んだ本の内容からすると、空腹は良くないようですし、満腹も良くないようです(上記の引用リンクでも触れています)。

ただ、1日3食で空腹を避けつつ満腹も避けるようにするには意外と難しいかなと思っています。
それをうまく達成するためには、間食を取り入れるのが良さそうです。
今回の引用にも書かれているように、間食のメリットは多そうです。

一時的減量を目的にするな!人生は続くぞ

最後に、ダイエットをしている人、ダイエットを考えている人に改めて聞きたいことがある。
「ダイエットの本来の目的は何か?」
多くの人が「体重を減らすこと」だと思っているだろうが、単純な体重減が本来の目的ではないはずだ。真の目的は、美しい身体を手に入れることだろう。

覚えておいてほしい。「体重が増える=太ること」ではない。
ダイエットをする際、ほとんどの人は体重計の数字ばかり気にしてしまう。だが、体重の増減だけをダイエットの成功の指標とすることは間違ったやり方だ。
たとえば、脂肪が1kg減って筋肉が1kg増えたとき、体重計の数字だけを見ると変化は見られない。しかし、鏡に映るあなたの身体には大きな差が出てくる。同じ1kgでも、脂肪のほうがはるかに体積が大きく、筋肉のほうが体積は小さいからだ。

自分も体重の増減に一喜一憂している面もあるものの、身体が引き締まったことの方が嬉しさは上な気がします。

ただ、実際にウエストを測ったりしていないので、どのくらい細くなったかは分からないです(測っておけば良かった…)。
ですが、ベルトの穴2つ分くらいはきつくしないといけなくなりました。
これはかなり細くなったかなと思います。

着れなくなっていた服も再び着れるようになりましたし、あとはリバウンドしないように気を付けたいところです。

とはいえ、目標体重までのあと2キロはなんとしても達成したいところです。
これは引用で指摘している「体重の増減だけをダイエットの成功の指標」にしている感じも若干ありそうですが、なんとか達成したいところです。

上記で挙げた「ウエストが細くなった」「着れなかった服が着れるようになった」などの嬉しさを噛み締めつつ、引き続きダイエットと筋トレを頑張っていこうと思います。

本のタイトルを「最強のダイエット」ではなく「最強の食べ方」にした理由

この本のタイトルを「最強のダイエット」ではなく「最強の食べ方」にしたのには理由がある。それは、マクロ管理法はダイエット(減量)以外にも有効だからだ。既存のダイエットには「減量に成功したらそこで終了」となるものが多く、目標を達成した途端、気が緩みリバウンドしてしまうこともある。
だが、マクロ管理法は一生モノだ。もしあなたが「減量」を無事に達成したら、その次から「現状維持」に目標を設定し、それを守っていればリバウンドする確率はぐんと減るはずだ。このようにマクロ管理法は単なる減量だけに有効なメソッドではなく、減量後や増量後の「維持」にも効果的な一生モノのメソッドなのである。

自分もマクロ管理法を実践していて、「これは一生続けられそう」と感じています(詳細は以下リンク)。

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たまに贅沢してラーメンを食べたりしていますし、融通の利く食事法だと思っています。

マクロ管理法を始めた当初は食欲を抑えるのが大変でストレスも感じていましたが、今となってはあまりストレスを感じません。
徐々に食欲も落ち着いていきました(あくまで自分は)。

目標体重まであと2キロのところまできているので、まずはそこを達成したいところです。
それを達成したら今度は、気を緩めずに体重の維持を続けていきたいと思います。

過去に何度かリバウンドしている身としては、「今回こそは…!」という気持ちも強いです。
マクロ管理法を始めてから1年以上経過していますが、今後も続けていこうと思います。

また、今回の引用は以前の記事で引用した「10年以上続けられるダイエットでなくては意味がない」に通ずる内容にも感じました。
こちらもリンクしておきます。

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おわりに

ということで「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方(後編)」として書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • 逆に聞くが、プロテインを摂らない理由は何だ?
  • 「小分けにして食べる」は、いいことだらけ
  • 一時的減量を目的にするな!人生は続くぞ
  • 本のタイトルを「最強のダイエット」ではなく「最強の食べ方」にした理由

の4つでした。

『本のタイトルを「最強のダイエット」ではなく「最強の食べ方」にした理由』で引用した内容は、本書の「おわりに」に書かれていたものです。
グッとくる内容でしたし、自分もマクロ管理法を続けていく気持ちが強まりました。

「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」は3記事に渡って書きました。
他の記事も良ければぜひ。

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