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【感想】『食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全』[中編] ダイエットに最適な「腹八分目」習慣

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「食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全」を読んだ感想の続きを書いていきます。

食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全 82のメソッドで永久に太らない体に

今回は中編です。

前編の記事はこちらです。

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それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

YouTubeなどSNSフォロワー27万人超(2023年3月時点)! 「食欲をコントロールすることで、誰でも体に無理なく健康的にやせられるダイエット法」のすべてが一冊に! 糖質制限、絶食、過度なエクササイズはダイエットの大敵! 病気になってまでやせても生きる意味はありません。リバウンドなし、失敗なしに永久にスリムなボディを手に入れるためのメソッドを公開します。どこから始めてもOKの方法ばかり。ダイエットのバイブルとして備えて、すぐできることから始めてください。

こんな感じの本です。

ここは前回の記事と同様です。

いくつか引用と感想

ダイエットに最適な「腹八分目」習慣

1990年に発表された東海大学医学部で行われた実験では、食べたいだけ食べさせたマウスよりも、食事量を80%に抑えたマウスのほうが1.6倍以上も寿命が長かったという結果が出ています。その実験ではカロリー制限によって免疫力が高まることも指摘されていました。まさに腹八分目が健康の元なんですね。
また、カロリー制限をしたサルと、自由に食事を与えたサルの健康状態を比べた実験がアメリカの複数の機関で行われ、その結果を照合したところ、30%のカロリー制限(腹七分目)が「サルの寿命を延ばす」ことが結論づけられたのです。
人間では、2011年に金沢医科大学が、1日に必要なエネルギー量からカロリー量を25%制限した食生活(腹七・五分目)を7週間続ける実験を行っています。その結果、”長寿遺伝子”と呼ばれる「サーチュイン遺伝子」がつくる酵素の量が4.2~10倍に増えたことがわかりました。サーチュイン遺伝子は、体を若返らせ、健康寿命を延ばす「夢の遺伝子」と呼ばれています。

腹八分目に関する研究データが色々と書かれている部分を引用してみました。

最初がマウスの研究データ、次にサルの研究データときて、「それで終わってしまったら説得力に欠けるなぁ…」と思っていたところに人間の研究データがきたのでホッとしました。

腹八分目を推奨している内容は、過去の記事でも何度か引用しています(厳密には6分目だったりしますが)。

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上記リンクの引用は「自律神経」や「疲労回復」の観点からの腹八分目の推奨です。
で、今回は「ダイエット」の観点からの腹八分目の推奨です。

様々な分野から見ても、腹八分目はメリットが多そうです。
当然といえば当然かもしれませんが、満腹を推奨している本には今まで遭遇していません。

食べた後にすぐ動けますか?

腹八分目は健康や長寿に効果的な食習慣のひとつであることはわかりました。私の経験上も、満腹になるまで食べるよりも腹八分目で終わらせている人のほうが、やせやすいし元気な人が多いように感じています。
ただ、意外と多いのが、「腹八分目の感覚がいまいちわからない」、「腹八分目で終わろうと思っても満腹まで食べてしまう」といった声です。
実は、これこそ食欲コントロールが乱れている証拠です。腹八分目の感覚で食事が終われれば、人間は太ることはありません。しかし、食欲コントロールが乱れているために、腹八分目を意識していてもできない人が太ってしまうのです。
「腹八分目」といっても、厳密にカロリー計算をして食事量を8割にする必要はありません。「まだ食べられるけどお腹は満たされた」「食べた後も苦しくなくすぐ動ける」という感覚を取り戻せばいいのです。

自分もダイエットを始める前は、毎回の食事で満腹になるまで食べていました。
満腹にならないと満足できない状態でした。
今回の引用の言葉を借りれば、「食欲コントロールが乱れている」状態だったのかな思います。

ダイエットを始めてからは、カロリーと炭水化物・タンパク質・脂質のバランスを気を付けるようになりました。

ただ、始めた当初は我慢できずに満腹まで食べてしまうこともありました。
また、なかなか満足感を得られませんでした。

そこからしばらく頑張って継続していくことで、徐々に満腹でなくても満足できるようになりました。(詳細は以下リンク)

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ダイエット中の今となっては、ダイエット前の「満腹にならないと満足できない状態」は不思議です。
今は満腹にならなくても全然平気なのに、前はなんで満腹になるまで抑えが効かなかったのか…。

今は食欲コントロールできている状態かなと思います。

おわりに

ということで「食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全(中編)」として書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • ダイエットに最適な「腹八分目」習慣
  • 食べた後にすぐ動けますか?

の2つでした。

2つとも腹八分目に関する引用でした。

ダイエットを始める前は、満腹の満足感・背徳感が病みつきになっていました。
それが今となっては全くないです。
食べる量も減っているのに、腹八分目で不思議と満足できています。

「食欲コントロールのプロが教える ダイエット大全」は3記事に渡って書きました。
他の記事も良ければぜひ。

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読書感想リンク

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