「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」こちらの本、読みました。
本書を読むのは2回目です。
読書記録をNotionに残しており、それを確認したところ前回読んだのは「2022/05/16」でした。
なので、約1年半ぶりの再読となります。
また、ダイエットに関する本は「ダイエット大全」「満腹食べても太らない体」に続いて3冊目です。
なお、本書の読書感想は「前編」「中編」「後編」の3つに分けて投稿しようと思います。
今回は前編としてアレコレ書いていきます。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
Twitterフォロワー数18万人!(2017年6月時点)大人気のマッチョ社長が考える最強の「食べ方」を公開。多忙、飲み会、外食…理想的な食事は難しいビジネスマンでも「最低限これだけやっておけば大丈夫」な内容を網羅した1冊
こんな感じの本です。
記事の冒頭でも触れましたが、本書を読むのは2回目です。
約1年半ぶりの再読となります。
1回目と2回目でそこまで期間は空いてないですが、それでも楽しく読めました。
ダイエットを始めるきっかけとなった本なので、自分の中でもインパクトが大きかったのかもしれません。
著者情報
本書の著者であるTestosteroneさんは、Twitterで見かけたことがある人も多いかもしれません。
今回記事にするにあたって、本書について触れているツイートがないか探してみました。
該当ツイートはこちらです。
拡散希望です。著書「最強の食べ方」で紹介している食事管理法、マクロ管理法のノウハウを全公開します。出し惜しみ一切なしの完全公開。全ては日本にはびこる詐欺ダイエットの撲滅と正しい食生活の知識を広める為。ご協力宜しくお願いします。
— Testosterone (@badassceo) 2017年7月22日
⇒ https://t.co/3dv1EdwAOj
Amazonの内容紹介には「Twitterフォロワー数18万人!(2017年6月時点)」とありましたが、現在(2024年1月時点)のTwitterフォロワー数は200万人を超えていました(スゴイ)。
いくつか引用と感想
今回の記事では「Chapter1 インチキダイエットに騙されるな!」から、いくつか引用してみます。
ダイエットでは総カロリーだけでなく栄養価も大切な要素
この世には、ありとあらゆるダイエットが存在している。「最強の食べ方」という本を手に取るくらいだ。あなたもさまざまなダイエットを実践してきたことだろう。本当に効果のあるダイエットから科学的根拠がないものまで、いつの時代にも多くのダイエットが存在するが、ダイエットをするうえで絶対に忘れてはいけない大原則がある。
それは、カロリーという概念だ。「摂取カロリー<消費カロリー」であれば痩せ、
「摂取カロリー>消費カロリー」であれば太り、
「摂取カロリー=消費カロリー」であれば維持。
という非常にシンプルな原則である。(中略)
そして、ダイエットでは総カロリーだけでなく栄養価も大切な要素となる。春雨スープとサラダだけ食べていればたしかに痩せてはいくが、栄養価が圧倒的に足りない。詳しくは後ほど説明するが、栄養価が足りなければ筋肉が減り、「代謝」という人間が生きていくために消費するエネルギーの量が落ちてしまう。つまり、カロリーだけ気にしていては「健康的に」痩せることができないのだ。
自分の過去のダイエットでは、カロリーだけを意識していた気がします。
楽なダイエットに惹かれたりはしていませんが、とにかくカロリーを減らして、あとはとにかく運動を頑張る。
そんなダイエットをしていました。
それで痩せることはできたものの、結局リバウンドしてしまいました。
そして今もダイエット中です。
今は本書で推奨している「マクロ管理法」を実践しています。
以下の記事で、自分なりにマクロ管理法を実践した内容を書いています。
もちろん本書でもマクロ管理法に関して詳しく書かれていますが、その辺りは中編で触れていきます。
一旦、ざっくり説明しているサイトを引用しておきます。
マクロ管理法とは 性別、身長、体重、年齢と活動量から1日に必要な三大栄養素(タンパク質・炭水化物・脂質の3つ。マクロ栄養素とも呼ぶ)を割り出し、それに沿って食べるだけの超シンプルな食事法です。
出典:WEB版マクロ栄養計算機
筋トレがやっぱりすごい根本的理由
ここで少し、身体の仕組みについて紹介しておきたい。
当然だが、人間は生きているだけでエネルギーを消費している。呼吸をしたり、体温を維持したりといった、生きているだけで使われるエネルギーを「基礎代謝(※)」と呼ぶ。この基礎代謝、脂肪を減らすうえで重要である。なぜなら、基礎代謝が上がれば、運動をしなくても生きているだけでより多くのカロリーが消費されるからだ。
たとえば、同じ量の食事を摂っていても消費するカロリーが多いから太りにくくなる。当然、痩せやすくもなる。
ここまで取り上げてきたような「食事を制限する系のダイエット」がおすすめできないのは、その基礎代謝を減らしているからだ。では、基礎代謝を上げるには何が有効か。
それは、「筋トレ」である。実は、筋トレ単体の消費カロリーはそれほど大したことはない。筋トレのすごいところは、筋トレ「後」にもカロリーを消費してくれる点にある。
運動には「強度」という概念が存在していて、簡単に言えば「その運動をどれくらいの時間続けられるか」という指標だ。徒歩やジョギングのように長時間続けられる運動の強度は低く、筋トレや100m走のように短時間で全力を投入するような運動の強度は高くなる。実は高強度の運動は、運動終了後にもエネルギーを消費している。これを「EPOC」(運動後過剰酸素消費量)と言い、ランニングやウォーキングといった低強度の有酸素運動だと、この効果があまり得られない。
筋トレと基礎代謝の関係が分かりやすく書かれていたので、引用してみました。
また、今回の引用と似たような内容を以前の記事でも引用していました。
こちらも良ければぜひ。
筋トレなしで痩せる方法もあるとは思いますが、やはりダイエットと同時進行で筋トレもした方が効率が良いかなと思っています。
ダイエットだけを考えると、おそらく体重と共に筋肉も減ってしまうはず。
そうなると、健康的に痩せることがなかなか難しい気がしています。
ダイエットと筋トレを同時進行にすることで、体重は減らしつつ筋肉は減らさない(もしくは筋肉は増やす)ようにする。
それが出来れば、結果的に体は引き締まるはず。
自分の場合、本書で推奨している「マクロ管理法」を始めた際に筋トレも同時に始めています。
それで1年以上経過しているので、基礎代謝は上がっているはずです。
それによって太りにくくもなっているはずなので、今回はリバウンドすることはないはずです(油断しない限りは)。
「どれだけいい運動も、悪い食習慣は倒せない」
アメリカにこんな格言がある。
”You can't out train a bad diet."
「どれだけいい運動も、悪い食習慣は倒せない」たとえば、牛丼セットやボリューミーなハンバーガーのセットを食べたら、それだけで1000kcal近く摂取したことになる。他にも、菓子パンやカツ丼など、ビックリするようなカロリーがある食べ物はそこら中に存在している。1日の総カロリーのバランスを見ながら食べるのであれば、運動や基礎代謝でカバーできるが、毎食のように爆発的なカロリーがある「悪い食事」をしていると、いくら運動をしても、痩せるどころか帳尻も合わせられなくなる。
ここで10kmのランニングで消費するカロリーを思い出してほしい。60kgの人が10km走っても、消費するのはせいぜい600kcalだ。「食べた分、運動する!」という人もいる。食べすぎたときに運動をすれば、少しはマシになるのは事実だが、それでも限界はある。「筋トレをすれば基礎代謝が上がり、太りにくくなる」とも言ったが、やはり「悪い食事」を倒すことは不可能だ。
自分は「食事の見直し」と「筋トレ」を同時に始めたので、どっちの効果で痩せているのかはあまり分かっていませんでした。
ですが今回の引用を読むと、やはり食事の見直しの影響が大きかったのかなと思います。
ちなみに食事の見直しは、本書が推奨しているマクロ管理法を実践しています(2つ前の引用でリンクした記事と同じです)。
マクロ管理法を始めてカロリーを意識するようになってから、色々と気付きがありました。
マクロ管理法を始める前は一日の摂取カロリーをかなりオーバーしていましたし、運動で消費するカロリーは意外と少なめだったことに気付きました。
とはいえ、やはり運動も必要だと思っています。
運動しないままダイエットを進めると、筋肉も落ちてしまって健康的な痩せ方ではない気がします。
ダイエットを始めるにあたって運動や筋トレもやった方が良いとは思いますが、最優先なのは食事の見直しだなと改めて思いました。
おわりに
ということで「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方(前編)」として書いてみました。
今回の記事で引用したのは
- ダイエットでは総カロリーだけでなく栄養価も大切な要素
- 筋トレがやっぱりすごい根本的理由
- 「どれだけいい運動も、悪い食習慣は倒せない」
の3つでした。
「どれだけいい運動も、悪い食習慣は倒せない」が印象的でした。
太ってしまう時を振り返ると、やはり食欲が抑えられなくなって暴飲暴食になってしまっていることが多いです。
運動をサボらず続けていたとしても、暴飲暴食になってしまっていたら太ってしまうことは避けられない気がします。
暴飲暴食も一日でなんとかストップできれば良いですが、太っていく時は徐々に食欲のブレーキが壊れていく感覚があります。
食習慣が重要なのは当たり前なんですが、今回の引用でそれを再認識できました。
「筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方」は3記事に渡って書きました。
他の記事も良ければぜひ。
- 【感想】筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方 [前編] ← 今回の記事
- 【感想】筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方 [中編]
- 【感想】筋トレビジネスエリートがやっている最強の食べ方 [後編]
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こちらも良ければぜひ。
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