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【感想】『ストレスとうまく付き合う100の法則』疲労を解消するシンプルな方法

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「ストレスとうまく付き合う100の法則」こちらの本、読みました。

人間関係、仕事、人生・・・心の疲れが軽くなる! ストレスとうまく付き合う100の法則 (100の法則シリーズ)

本書の著者である下園壮太さんの本は今回が初です。

最近はメンタル系の本が多いな…と思いつつ、またしてもメンタル系の本となります。

それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

知っているだけで心がラクになる、
そんなストレスや人の心についての法則を100個紹介していきます。

「なんだか心が疲れたな」
と感じるあなたの強い味方になってくれる1冊です。

こんな感じの本です。

著者は「元・陸上自衛隊衛生学校心理教官」という経歴のためか、他のメンタル本にはない個性があるように感じました。

100個紹介していることもあり、ピンとくる内容が見つかりやすいかなと思います。

著者情報

本書の著者である下園壮太さんの公式ホームページがありました。

ホームページの中から「プロフィール」ページをリンクしておきます。

www.yayoinokokoro.net

いくつか引用と感想

疲労を解消するシンプルな方法

「休んだつもりなのに、疲れがとれない」と感じる人のために、メンタルを健やかに保つための休み方のコツを紹介します。

本書では休み方のコツを5つ挙げています。

5つ全てを引用すると長くなってしまうため、その中から3つ引用します。
残りの2つを知りたい人は本書を読んで頂ければと。

休みは先に決めておく

「疲れを感じたら休む」では遅いのです。疲れる前に休むこと。そのためには、最初に休む時間、休む日を設定しておく。そして、休むと決めた日は全力で休む!
調子がいい・楽しいからといって、活動を続けないことが大切です。ちなみに私自身も、この原稿を書く時は30分ごとに10分パソコンを離れて、テニスやゴルフの素振りをします。そして1日最大4時間やったら、その日の仕事は終わりです。

「30分ごとに10分パソコンを離れる」のは、離れる時間が長いように感じました。
ただ、長いように感じた時点でちょっとオーバーワークになっている可能性があるのかなと思いました。

会社の有休も、基本的には体調を崩した時ぐらいしか取得しません。
本当は計画的に有休を消化した方が良いのでしょうが、なかなか難しい。
そういった意味で、今回の引用に書かれている「休みは先に決めておく」は耳の痛い話です。

調子が悪い時は3日間連続で休む

自衛隊員でもアメリカ陸軍でも、戦場などで調子を崩した場合は、まずは3日間連続で休ませるのが鉄則です。会社員なら週末に1日有休を足すなどして、まずは3日間連続で休むように心がけてください。もしそれが現実的に難しいようならば、せめて2日連続は休めるように工夫します。

過去に休日出勤をよくしていた時期がありました。
休日出勤の時は午後から出社するなど、平日とは違った雰囲気で良かったりします。

ただ、今思うと平日と違った雰囲気なんて知る必要もないですし、平日にやり切る方が良いよなと思います。
休日出勤してしまうと週2休みのはずが週1休みになってしまうわけで、1日だけだと疲れが取り切れない感じがするんですよね。

休日出勤をしていた時期は、やはり「メンタルが健やか」になっているとは言えない状況だったかなと改めて思います。

今は休日出勤はないです。
休日出勤がないことがどれくらい影響しているかは分かりませんが、休日出勤をしていた時期と比べたらメンタルは健やかになっているかなと思います。

ちなみに著者は「元・陸上自衛隊衛生学校心理教官」という経歴のようです。
引用に「自衛隊員」「アメリカ陸軍」といった内容が出てくるのは、その経歴によるものだと思います。

睡眠をとる

何をおいても、これが最大で最良のメンタルヘルス対策です。理想の睡眠時間は「8時間15分」だとする研究がありますが、厚生労働省の調査によると、日本人の4割が平均睡眠時間6時間以下。「寝ないでいる=がんばっている」と誤解している人も多いかもしれませんが、当然、しっかり寝たほうがパフォーマンスは上がります。8時間睡眠が必要な人を、2週間6時間睡眠にしたところ、2日間徹夜をした時と同じくらいに能力が低下したそうです。しかも、本人は自分の能力低下に気がついていません。なお、私のカウンセリングでは、うつ状態のクライアントには、9時間は睡眠をとるようオススメしています。

過去に記事で引用したものが、うまくまとめられているような内容に感じました。
せっかくなので過去記事をリンクしておきます。

「理想の睡眠時間」について

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休日出勤をしていた時期は「寝ないでいる=がんばっている」と誤解していたのかもしれません。
残業してでも仕事をやり遂げる感じに美徳を感じていたのかもしれません。
今思うと、ちょっと危険なマインドですね。

仕事のパフォーマンスを上げるためにも、しっかり寝ないとですね(今はしっかり寝ています)。

ということで、休み方のコツ5つの内、3つを引用してみました。
ちなみに残り2つの見出しだけお伝えすると「温かい食事をとる、水分をとる」「静かな楽しみをもつ」です。

おわりに

ということで「ストレスとうまく付き合う100の法則」に関してアレコレ書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • 疲労を解消するシンプルな方法
    • 休みは先に決めておく
    • 調子が悪い時は3日間連続で休む
    • 睡眠をとる

といった内容でした。

有休を取得するのが下手な自分としては、「休みは先に決めておく」は耳の痛い内容でした。
ちょっと意識してみようと思います。

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