「自己肯定感を高める100の法則」を読んだ感想の続きを書いていきます。
今回は後編です。
前編の記事はこちらです。
それではサクッと本題へ。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
あなたが悪いんじゃない。これを知ったらラクになります。
大人気カウンセラーによる実践メソッドのエッセンスを1冊に凝縮!コロナ禍で「あれ、なんかおかしいな?」といった感覚になっている人、悩みを抱えている人、不安感が高まっている人に向けて、
「自己肯定感」が高まるしくみを理解でき、その具体的な習慣がわかる100の法則!
こんな感じの本です。
記事の冒頭でも触れた通り、本書は「100の法則」シリーズの本です。
以前もどこかでリンクしましたが、Amazonの特集ページ的なものをリンクしておきます。
著者情報
著者名の「根本裕幸」で検索すると、オフィシャルブログを筆頭に色々とヒットしました。
いくつかリンクしておきます。
いくつか引用と感想
友だちや大切な後輩のように、自分に声をかける
自己肯定感を高める、つまりありのままの自分を認めるには、今の自分を受け入れることが不可欠です。
それは不完全で不器用で、思いどおりにならない自分の気持ちを、否定することなく、ただ受け入れることです。できないことをできないと認め、わからないことをわからないと認めることでもあります。(中略)
どうしても自分の気持ちを認めてあげることが難しいと感じる場合は、仲のいい年下の後輩が自分と同じことをしたら、何と言ってあげるかを考えてみてください。そして、それとまったく同じ言葉を、自分にかけてあげてください。
「今の自分を受け入れる」「自分に声をかける」「自分に優しくする」みたいな内容は、メンタル系の本でよく見かけます。
なので今回の引用も、目新しい感じはあまり無かったです。
ただそんな中でも、「仲のいい年下の後輩が自分と同じことをしたら、何と言ってあげるか」の部分は良かったです。
この視点で考えてみると、厳しい自己評価が若干弱まる感じがします。
やはりどうしても自分のミスには厳しくなってしまいがちで、自分に優しくするという感覚は持ちにくいです。
そういった時に「仲のいい年下の後輩が自分と同じことをしたら、何と言ってあげるか」という目線で考えると良さそうです。
「いいこと日記」を習慣にすると、幸せ感度が高まる
日記は、自分自身に向き合うツールとして古くから用いられてきたものです。
自己肯定感を高い状態に保つには、いいこと日記をぜひ実践してください。
ルールは簡単です。よかったこと、嬉しかったこと、楽しかったこと、感動したこと、幸せを感じたことなど、ポジティブなことのみを書いていきます。「よし!」と思ったことであれば何でもかまいません。(中略)
いいこと日記を書く習慣がつくと、うれしいことや楽しいことに気づく能力があがってきます。日常の中で幸せなことに目を向ける習慣がつき、幸福への感度が底上げされます。
日々の中で喜びを感じたことに加え、自分をほめる言葉もプラスして書くようにすると、自己肯定感を高める目的では、より効果的でしょう。
自己肯定感が低い状態にあると、人はついつい自分のダメなところや、日常に起きた嫌なことに目を向けてしまいますが、いいこと日記をつけていると「意識の向けどころ」が変わるため、そうしたネガティブな習慣をやめることにも役立ちます。
今回の引用を読んだ時、以前記事で引用した「3行ポジティブ日記」に似ているなと思いました(以下リンク)。
上記の「3行ポジティブ日記」には「ネガティブなことは書かない。」というルールがあります。
今回の引用でも触れていますが、日記のこういったルールによって嬉しいことや楽しいことに気付く能力が上がってきた感覚があります。
日記を書くようになってから「意識の向けどころ」が変わってきた気がします。
ちなみに自分はNotionを活用して日記を書いています(以下リンク)。
日記を始めて5か月ほど経ちますが、毎日欠かさず書けています。
Notionを活用することで習慣にしやすかったですし、内容も3行ササっと書くだけなので時間も掛かりません。
内容は些細なことばかりではありますが、毎日積み重ねると意外と効果があるなと実感しています。
おわりに
ということで「自己肯定感を高める100の法則(後編)」として書いてみました。
今回の記事で引用したのは
- 友だちや大切な後輩のように、自分に声をかける
- 「いいこと日記」を習慣にすると、幸せ感度が高まる
の2つでした。
「100の法則」シリーズの本は読みやすいので、また探して読んでみようと思います。
見た感じ、けっこうな冊数が出ているようですし。
前編の記事、改めてもう一度貼っておきます。
こちらも良ければぜひ。
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