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【感想】『整える習慣』[後編] 人の評価は口にしない

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「整える習慣」を読んだ感想の続きを書いていきます。

整える習慣 (日経ビジネス人文庫)

今回は後編です。

前編の記事はこちらです。

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それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

著書累計200万部突破。
メディアで大人気の医師が、
自律神経と上手につき合う108の行動術を伝授。

コロナ禍により、知らず知らずのうち、
私たちの心と身体は大きなダメージを受けています。
そこで大事になるのが、
自律神経を整える毎日のちょっとした積み重ね。

こんな感じの本です。

ここは前回の記事と同様です。

いくつか引用と感想

人の評価は口にしない

ストレスの9割は人間関係にあります。
ストレスを抱えると体のコンディションはどんどん悪くなりますから、コンディショニングの側面から見ても人間関係の改善は不可欠です。
そこでひとつオススメしたいのが「人の評価は口にしない」ということ。
人の悪口を言うことで日ごろの鬱憤を晴らす人もけっこういますが、長い目で見れば、そういう人のほうがより多くのストレスを抱え、自らのコンディションを崩しているように感じます。
数年前から、私は誰かの話題がのぼったときは「よく知らないんですよ」「いや、あまりよくわかりませんね」と言うように決めています。
この「決めておく」というのが大事なポイント。

自分も出来るだけ「人の評価は口にしない」ようにしています。

昔、友人と愚痴っぽい話で大いに盛り上がったのですが、帰り道にすごく後悔しました。
ストレスが発散されたのは愚痴を話していた瞬間だけで、帰り道には既に後悔や罪悪感で新たなストレスが生まれている感覚がありました。

愚痴っぽい話をしたことで生まれた新たなストレスは、大きく分けて以下2点です。

  • 愚痴っぽい話に付き合わせてしまった友人への罪悪感
  • 愚痴の対象となった人への罪悪感

上記2点の罪悪感がストレスとなり、愚痴で発散されたストレスを上回った感じです。

愚痴が対象となった人に伝わることはおそらくないので、そこまで罪悪感を感じる必要はないのかもしれません。
ですが、いかんせん自分は気が小さいので、愚痴っぽい話はシンプルに向いてないなと思いました。

ちなみにその後、愚痴っぽい話で盛り上がった友人と再び話す機会がありました。
するとどうやら、その友人も同じような罪悪感を抱えていたみたいです。

結果、その友人と話す時は愚痴っぽい話をすることがなくなりました。
趣味の話しかしなくなりました。

その方が、お互い精神衛生上よさそうです。

入浴法。お湯は39度、全身浴5分+半身浴10分

体の状態を整えるためにも、一日の疲れをリセットするためにも、夜にお風呂に入るのはとても大事です。シャワーで済ますのではなく、湯船につかるのは不可欠だと思ってください。

(中略)

まず、お湯の温度は39~40度のややぬるめにします。そのお湯を肩から全身にかけてから、ゆっくり湯船に入ります。
すでに述べた通り、自律神経は温度の変化に弱いので「ぬるめのお湯」で「体を慣らしてから入る」という部分がポイントです。
そして、最初は全身浴を5分。首には自律神経を司るセンサーがたくさんあるので、首までつかってじっくり温めると、それだけ体の状態は整ってきます。
次に、半身浴を10分やります。
よく「半身浴をやると、お風呂を出たあとでも冷めにくい」という話を聞くと思います。それは真実で、下半身をしっかり温めることは特にオススメです。
ただし、あまり長く入りすぎると、せっかくリラックスした体が再び興奮して、交感神経が上がってくるので、半身浴も10分で終えることが大事です。
半身浴は体全体が温まっている割に、全身浴のようなお風呂から出た際の「冷え」を感じることが少ないので、温度差の影響を受けずに済みます。
「5分の全身浴、10分の半身浴」という時間については、個人の好みで少なくしても問題ないので、自分の体に合う最適な時間を探してみてください。

睡眠本でお馴染みの入浴に関して。

睡眠本だと深部体温の上げ下げに関しても触れていますが、本書では触れていません。
ですが、推奨しているお湯の温度や入浴時間が似ていたため、またしても引用してみました。

これまで自分が読んだ本でも、お湯の温度はぬるめ(39度くらい)、入浴時間は15分くらいと似通っています。
せっかくなので、これまでの引用もリンクしておきます。

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これまでの引用は「睡眠」の視点、今回の引用は「自律神経」の視点です。
視点が異なってもお湯の温度や入浴時間の目安が似ていたのは興味深いなと。

目安は似ていましたが、今回の引用の中でも自分的には新しい発見がありました。

それは、

  • 体を慣らしてから入る
  • 全身浴と半身浴を組み合わせる

の2点です。

特に「体を慣らしてから入る」はこれまで全然できておらず、いきなりザブンと湯船に浸かっていました。
今後は最初にかけ湯をしたりと、体を慣らしてから入るように気を付けようと思います。

ザブンと湯船に浸かると気持ちいいので、ついやってしまうんですよね。
でも気を付けないとですね。

食事は「腹6分目」を基本とする

食事の基本は「腹6~7分目」。これを当たり前の習慣として続けるだけで、コンディションは決定的に違ってきます。
最大の目的は消化管に負担をかけないことです。
消化管とは、口から始まって食道、胃、小腸、大腸、そして肛門に到る「消化」をするための「管」のことです
当然、自律神経がこうした器官を司っているのですが、満腹まで食事をすると消化管に大きな負担がかかります。食後に頭がぼんやりするのは、消化管の働きに血流が集まり、その他の器官を十分に働かせることができていないからです。
コンディションづくりの基本として覚えておいてほしいのですが、そもそも「体の一部に過剰な負担をかける」のはタブー。
食べすぎれば消化管に過剰な負担がかかりますし、長時間パソコンやスマホに向かえば、目に過剰な負担がかかります。
大事なのは、一部の器官に100のテンションをかけないこと。食事も、仕事も、生活も「特定の器官」にテンションがかかりすぎないように気を遣う――大事なコンディショニング意識です。

「満腹はなるべく避ける」というのは、なんとなく意識していました。
ダイエットをしている身でもあるので、満腹にならないように気を付けています。

ただ、満腹は避けているとはいえ「腹8~9分目」くらいになることは多々あります。
もう少し控えめに、本書で推奨している「腹6~7分目」を狙うように意識したいと思います。

引用した内容で印象に残っているのは「体の一部に過剰な負担をかけないこと」「一部の器官に100のテンションをかけないこと」といった部分。

あと、自分も気を付けないとなと思ったのは、引用でも触れている「目に過剰な負担をかけてしまう」こと。

仕事で長時間パソコンに向かっていますし、プライベートでも長時間パソコンに向かっています。
さらに休憩でもスマホを操作したりで、目にはかなり過剰な負担をかけてしまっています。

仕事の長時間パソコンはあまり減らすことができないので、プライベートでのパソコンやスマホ時間を減らさないとですね。

おわりに

ということで「整える習慣(後編)」として書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • 人の評価は口にしない
  • 入浴法。お湯は39度、全身浴5分+半身浴10分
  • 食事は「腹6分目」を基本とする

の3つでした。

当ブログではお馴染みの「入浴法」を引用してみましたが、今回は新たな観点が見つかりました。
これまでは睡眠本からの引用でしたが、今回は自律神経の観点からだったので新鮮でした。

前編の記事、改めてもう一度貼っておきます。
こちらも良ければぜひ。

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