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【感想】『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』[後編] インプットしたら必ずアウトプット

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『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。』を読んだ感想の続きを書いていきます。

「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

今回は後編です。

前編の記事はこちら。

前編の記事

それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

100冊読み込むのは大変!
代わりにまとめておきました。

大学教授・脳科学者・エリート・独学の達人……
「頭がいい人」の勉強法を徹底分析、
「8つの極意」を特定しました!

100冊分の重要スキルがいっきに身につく
「勉強&インプット法・大事な順」ランキング、ベスト40!
1位~8位のルールで、「脳に合った学び」ができる。
20位まで身につければ、「学ぶ楽しさ」を実感できる。
40位まで身につければ、「望み通りの結果」が手に入る。

こんな感じの本です。

ここは前回の記事と同様です。

いくつか引用と感想

12位:学ぶ対象に「興味」を持つ

勉強法のプロたちの多くは、「好奇心を持つ」「学びを楽しむ」ことの大切さを訴えています。
そもそも「勉強は楽しいもの」という声も複数ありました。

「好奇心が満たされるとき、誰でも楽しいと思う。理解が深まると、喜びを感じる。それまで別々にとらえていたものが統一法則で理解できると、誰でも快感を覚える。これは、人間の本性である。これらを満たしてくれるのが勉強だ。だから、勉強とは、本来楽しいものである」(野口悠紀雄『「超」勉強法』/講談社

本書の中で引用されている内容が良かったので、引用してみました。

もし勉強があまり好きでないなら、まずは好きになろうとするところから始めてみると良さそうです。

教科書を読むにしても、1ページ目から読み進めるのではなく、パラパラ読んで興味が湧くところから読んだり調べたりするのも良いかなと。

とはいえ、全然興味が湧かないこともあるかもしれません。
そういった場合は「とりあえずここから1時間、なんとしても勉強する」と割り切るのも1つの方法かなと思いました。

18位:やさしい参考書、入門書から始める

勉強法のプロたちは、最初は「やさしい参考書」「入門書」を選んで、学びはじめることを推奨しています。
(中略)
2:入門書は複数冊読む
京都大学名誉教授の鎌田浩毅さんは『一生モノの勉強法』(東洋経済新報社)で、「いかなるテーマでも入門書は最低3冊買う」のが原則と述べ、その理由を次のように続けています。
「1冊だけで学ぼうとすると、内容に偏りが見られるケースもあります。(略)3冊読むことで、多少なりともバランスよく概要がつかめます。また、1冊くらいは感動する良書に当たる確率がけっこうあります」

これは読書にも通ずる部分があるなと思いました。
小説というよりはビジネス書に関して、という感じですが。

1つのテーマで3冊読むと、かなり理解が深まるなと思います。
これは以前記事にした「最強のライフハック100」で引用した「3冊読めば、立派な専門家だ」に近いニュアンスを感じました。

関連記事

仕事のスピードを上げながら質を高める 最強のライフハック100

【感想】『最強のライフハック100』[後編] - 3冊読めば、立派な専門家だ

もちろん勉強に関しても。
個人的に、資格勉強のテキストは1冊だけにしないようにしています。

直近で受けた資格でも、

  • 概要をつかめる分かりやすいテキスト
  • 問題集的なテキスト
  • 問題集的なテキスト(2冊目)※なるべく本試験の難易度に近いもの

といった感じで、3冊を使用して勉強することが多いです。

1冊のテキストを何周もするより、複数冊読んで学習する方が合格に近づくかなと思っています。
というのも、その1冊が本試験の難易度とかけ離れている時があったりするためです。

また、同じ事柄の説明でもテキストによって表現が違ったりします。
そのちょっとした違いによる刺激を受けることで、記憶に定着しやすくなる感覚があります。

複数冊を購入するので、コスト的にはシンドイ部分もあります。
ですが合格が遠のくよりはマシかなと。

もちろん資格によりますし、各人の勉強スタイルにもよるとは思いますが。

21位:インプットしたら必ずアウトプットする

勉強には、「インプット」と「アウトプット」、2つのプロセスがあります。

勉強の2つのプロセス

・インプット
知識を頭の中に蓄えること。
授業、解説を聞く/参考書や教科書を読む/インターネットで情報を収集する/暗記をする、など。

・アウトプット
インプットした(蓄えた)知識を実際に使ってみること。
問題を解く/テストを受ける/人に教える/発表する、など。

アウトプットが大切な理由

・記憶に定着しやすくなる。
・「覚えたつもり」がなくなる。
・覚えた知識の活用方法がわかる。
・インプットしきれていない箇所がわかる。

これは前編の記事でも書いた通り、「教科書的なテキスト」「問題集的なテキスト」の2冊を用意すると良さそうです。

  • 教科書的なテキスト → インプット
  • 問題集的なテキスト → アウトプット

インプットだけだと自分の理解度が掴めないので、アウトプットすることで理解度を確認する。
といった感じになります。

またしても直近で受けた資格の話になりますが、理解度を把握するのが重要な資格でした。

その資格の特徴は、

  • 本試験をいつ受けるかを自分で決めて申し込むタイプ
  • 受験料がけっこう高額(15,000円)

といった感じです。

落ちてしまって再試験するとなると、再び15,000円必要になります。
なので、なんとしても一発合格したいところです。
かといって満点を目指そうとすると、かなりの勉強時間を費やすことになります。

こういった状況だったので、「いつ本試験を申し込むか」のラインの見極めは重要でした。
アウトプットを繰り返すと、このラインの見極め精度が高くなっていく感覚があります。

おわりに

ということで『「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。(後編)』としてアレコレ書いてみました。

前編に引き続き、自分の資格勉強の体験談みたいな内容が多くなりました。

今後も定期的に資格取得のために勉強することになりそうなので、勉強法の本は定期的に読んでいこうと思います。

ちなみに本書の巻末には「参考にさせていただいた名著100冊」という形で全100冊が一覧表示されています。
次に読む勉強法の本をこの一覧から選んでみるのも良さそうです。

前編の記事、改めてもう一度貼っておきます。
こちらも良ければぜひ。

miya-moto-blog.hatenablog.com

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こちらも良ければぜひ。

読書感想リンク

「勉強法のベストセラー100冊」のポイントを1冊にまとめてみた。

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