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【感想】『科学の力で元気になる38のコツ』[後編] アメリカの公立高校が全米で学力1位を取れた方法

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「科学の力で元気になる38のコツ」を読んだ感想の続きを書いていきます。

誰でもできるのにほとんどの人がやっていない 科学の力で元気になる38のコツ

今回は後編です。

前編の記事はこちらです。

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それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

「やる気が出ない」「仕事がしんどい」「集中力がない」
そんな、なんとなく「元気が出ない」状態は、科学の力で解消できます!

本書では、ハーバード、NASA、東大など世界の最先端研究で明らかになった、
「科学の力で元気になる方法」を厳選して38個ご紹介します。

こんな感じの本です。

ここは前回の記事と同様です。

著者情報

東洋経済オンラインに、本書の著者である堀田秀吾さんのページがあったのでリンクしておきます。

toyokeizai.net

堀田さんの公式ホームページがあったら良かったのですが、なかったため代わりに東洋経済オンラインの著者ページをリンクしました。

上記リンクにプロフィールや、堀田さんが書いた記事が一覧表示されています。

いくつか引用と感想

アメリカの公立高校が全米で学力1位を取れた方法

朝起きたときに息が上がるくらいの運動をすることで、脳がベストな状態に覚醒する
―――ハーバード大学レイティの研究

(中略)

運動による脳の活性化に関する研究は枚挙に暇がないのですが、ハーバード大学医学部のレイティによれば、アメリカのイリノイ州にある高校で、ジョギングでも何でも生徒の好きなものでいいので、毎朝、運動を必ずさせるようにしたところ、学力が上がって公立校で全米1位にまでなったそうです。
ここで重要なのは、心拍数をある程度上げられる運動、つまり少し大変だと感じるくらいの運動をすることです。
脳が活動するには酸素が必要です。そして、酸素は血液によって脳に運ばれてきます。
運動をすることで心臓から脳にどんどん血液が送り込まれるために、脳がベストな状態になるわけです。
朝、ジョギングをしてから仕事に行く人が会社でも朝からバリバリ働けるのには、こういう科学的な理由があるわけです。
「あともう少し・・・」と二度寝を繰り返す時間を運動に回せば、疲れはむしろ吹っ飛び、良いコンディションで仕事ができるようになります。

たしかに朝からハードな運動をすれば、体がシャキッと目覚める感じもしますし、その後のパフォーマンスが高まるだろうなという想像は容易にできます。
ただ、朝に息が上がるくらいの運動をするのはハードルがなかなか高いなと思いました。

朝ノンビリ起きて、スロースタートしてシャキッと目覚めるまで時間がかかる感じだと、朝から高いパフォーマンスを発揮するのはなかなか難しそうですよね。
パフォーマンスが高まるのは昼以降だったり夕方以降だったり、そんな人は多いのかなと思います(自分もたぶんそのタイプです)。

なので朝から運動するのは理想的ではあるのですが、自分としてはなかなか難しそうだなと思いました。

ということで、次の引用は「朝から運動はなかなか難しい…」という人向けの内容です。

朝一の疲労をやわらげる

40度の熱めのシャワーを浴びることで自律神経が整ってくる
―――千葉大学リーらの研究

朝から元気良くいきたい!
けど、運動なんかしたくない!
そんなわがままな人におすすめする方法が、朝のシャワーです。
千葉大学のリーらの研究ですが、午前中に40度のお湯のシャワーを浴びた実験参加者は、アルファ波という、リラックスしているときなどに出やすい脳波が多くなった、という結果が出ました。与えられた課題を間違える割合も減ったとのことです。
また、朝にシャワーを浴びることで、コーヒーを飲むよりも爽快感を覚えたり、疲労感がやわらぐという調査があります。
「目を覚ます」という効果だけで比較すると、朝風呂よりも朝シャワーのほうが強いという調査結果もあるのです。午前中いつもぼけーっとしてしまい、仕事が手につかない人にはもってこいの方法でしょう。
このシャワーの浴び方にもコツがあります。
40度くらいのやや熱めの温度で、水流をできるだけ強くして、首・肩・背中にかけて3~5分浴びてください。そうすることで、アクセルとも言うべき交感神経を活発にすることができます。

朝に息が上がるくらいの運動はハードルが高いなと感じたので、今回の引用の方が実践しやすくて良いなと思いました。

ただ、自分は既に朝シャワーの習慣はあります。
朝シャワーの習慣はかなり長く、この習慣が長年のルーティンになっています。
とにかく仕事の前は必ずシャワーを浴びるようにしています。
そうしないと仕事のスイッチがなかなか入りません。

一方で、今回の引用で気になるポイントもあります。
「40度くらいのやや熱めの温度」「水流をできるだけ強く」「首・肩・背中にかけて3~5分浴びる」といった部分は試してみたくなりました。

これまではただ普通に朝にシャワーを浴びていただけなので、上記のことを追加で試してみようと思います。
それにより、どのくらい効果が上がるかチェックしてみたいなと。

ちなみに本書では、今回の引用に続くトピックとして「運動 → 40度のシャワー → 38~40度の風呂」というのをルーティンの究極コンボとして紹介しています。
ただ自分はちょっと朝にそこまでの時間は捻出できなさそう、アクティブになれなそう…ということで引用は割愛します。
気になる人は本書を読んで頂ければと思います。

おわりに

ということで「科学の力で元気になる38のコツ(後編)」として書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • アメリカの公立高校が全米で学力1位を取れた方法
  • 朝一の疲労をやわらげる

の2つでした。

「朝に息が上がるくらいの運動をする」は、かなり効果が高いだろうなと容易に想像できます。
ですがなかなかハードルが高いため、自分は朝シャワーの工夫を色々と試してみようと思います。

前編の記事、改めてもう一度貼っておきます。
こちらも良ければぜひ。

miya-moto-blog.hatenablog.com

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こちらも良ければぜひ。

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