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【アフター6ジャンクション】文豪たちのずるい謝罪文/食レポ回が面白い

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アフター6ジャンクション(略してアトロク)の読書系コーナーでお気に入りの回をピックアップしてみようと思います。

アトロクの読書系コーナーは以前も記事を書いています。こちらも良ければぜひ。

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今回紹介するポッドキャスト

  • 文豪たちの名文冴える"ずるい謝罪文"を読み解き、表現力を堪能しよう特集!
  • 超一流になりたくば、文豪たちの『食レポ』を学べ特集!

の2本です。
ざっくり言うと「文豪シリーズ」です。(勝手に命名してます。)

太宰治芥川龍之介坂口安吾など、文豪の方々がどんな謝罪文を書いていたのか。
とても好奇心をくすぐります。

それでは今回は「文豪シリーズ」に関してアレコレ書いていきます。

アフター6ジャンクション 番組概要

アトロクの番組概要・メインパーソナリティ・曜日パートナーの情報などは以前記事にしています。なのでそちらをご参照頂ければと。

【アフター6ジャンクション】ブック・ライフ・トークが面白い。好きな回をピックアップ - 番組概要

山口謠司さんについて

今回紹介する2本のポッドキャストに関しては、ゲストで解説をしてくれている「山口謠司さん」の存在が重要なのでプロフィールを引用しておきます。

とはいえポッドキャスト内でもプロフィール説明があったはずなので、とりあえずポッドキャスト聴き始めるでも良いかなとも思います。(その辺はお好みで。)

山口謠司(やまぐち・ようじ)

1963(昭和38)年、長崎県佐世保市に生まれる。
現在、大東文化大学文学部中国文学科教授。中国山東大学客員教授
博士(中国学)。
長崎県立佐世保北高等学校大東文化大学文学部卒業後、同大学院、フランス国立高等研究院人文科学研究所大学院に学ぶ。ケンブリッジ大学東洋学部共同研究員などを経て、現職。
専門は、文献学、書誌学、日本語史など。
また、イラストレーター、書家としても活動。

出典:プロフィール – 山口謠司オフィシャルサイト

ポッドキャスト

ということで前置きが長くなりましたが、ポッドキャスト貼ります。

文豪たちの名文冴える"ずるい謝罪文"を読み解き、表現力を堪能しよう特集!

エピソード内容の紹介文もステキなので引用します。

「金が無い」「〆切に間に合わない」「道ならぬ恋から逃れられない」・・・。太宰治芥川龍之介坂口安吾など、常識破りの生き方をしてきた彼らは、その謝り方も、「文豪級」!今回は、その表現力をとことん味わいます。解説してくれるのは、大東文化大学で日本語を研究し、8月に単行本『文豪たちのずるい謝罪文』を出版した、山口謠司教授!「半沢直樹」に負けない「一級品の謝罪」を習得しましょう!

超一流になりたくば、文豪たちの『食レポ』を学べ特集!

こちらもエピソード内容の紹介文がステキなので引用します。

超一流の文豪は「美味しい」を、どう表現したのか?そしてそこに潜む彼らの「作風」を味わうことで、「超一流の証・食レポ」を極めていきましょう!語ってくださるのは、『文豪のおいしいことば』という新刊本を書かれた山口謠司先生!去年10月の「文豪たちの、粋な、ずるい謝罪文特集」に続き、2度目の登場です。

感想

謝罪文

冒頭でドラマ「半沢直樹」のパロディがあって、ちょっと昔を感じました。
でもドラマ「半沢直樹」って調べてみたら第2シリーズが2020年なんですね。もっと昔かと思ってました。

…少し脱線しましたが「太宰治」「坂口安吾」は借金に関しての謝罪文でした。
内容も思わず笑ってしまう謝罪文でした。

芥川龍之介」は謝罪で韻を踏んでいました。
謝罪をしているようで謝罪をしていないような…?という内容でした。
こちらも笑ってしまうような感じです。

本当にこんな感じの謝罪文なの?という疑問が浮かびますが、山口謠司さんが当時の時代背景や人物像を補足してくれるので

太宰治はこの謝罪文を書いた時はどんな状況だったか?」
芥川龍之介はこの謝罪文を書いた時はどんな立場だったか?」

などが見えてくるのも面白かったです。

食レポ

実は「謝罪文」の方が好きなので、こちらの感想は文量が少なめです。

謝罪文は面白さが先行するのですが、食レポは関心する感じが強いです。

謝罪文が面白かった方は、こちらもそのまま楽しめると思います。

おわりに

ということで「文豪シリーズ」のポッドキャスト2本でした。

文豪というと構えてしまうこともあるかもですが、謝罪の内容がなんというか「しょうがねぇな」感があって身近な存在に感じてしまいます。

特に「太宰治」「坂口安吾」の謝罪文には思わず笑ってしまいました。
これは番組の構成や雰囲気のおかげで笑っても良い空間になっているのかなとも思いました。

とは言いつつ、時代背景やこれまでの功績の部分を聴くと「やっぱりすごいな」とも思えます。

アトロクには他にも読書系のコーナーがいくつかあるので、また別の記事でピックアップしてみようと思います。

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気になる記事があればぜひ。

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