今回は「ポッドキャストを聴いて気になった本3冊」に関して書いていきます。
過去に2回投稿しており、今回で3回目です。
1回目、2回目の記事はこちらです。
本を読む以外にポッドキャストも聴くことで、本の解像度が上がったりすることもあるかなと思っています。
ということで、気になった本3冊と、そのきっかけとなったポッドキャストを挙げていきます。
番組概要
今回は1つの番組から気になった本を3冊挙げていきます。
まず最初に、番組概要に関して書いておきます。
ポッドキャスト:アフター6ジャンクション
あなたの"好き"が否定されない、あなたの"好き"が見つかる場所。 映画・音楽・本・ゲームなどの分析や、独自視点による文化研究など、日常の中にある「おもしろ」を掘り起こすカルチャー・キュレーションで現代社会に広がる様々な趣味嗜好の多様性を受け止める。 番組略称は「アトロク2」(いとうせいこう命名)。
#TBSラジオ 「 #アフター6ジャンクション 」 (月~木 22:00~23:55生放送 FM90.5, AM954, radiko.jp)
出演:宇多丸(ライムスター)、宇垣美里(月)、日比麻音子アナ(火)、宇内梨沙アナ(水)、熊崎風斗アナ(木)、山本匠晃アナ(第4月・火)
月~木の帯番組です。
1日の放送は2時間くらい。それを週4日。
その内容のほとんどが後日ポッドキャストに配信されます(ライブコーナー等を除く)。
リアルタイムで聴くことも多いですが、面白かった部分は後日ポッドキャストでまた聴いたりもします。
コーナー毎に分けて配信されるのもありがたい。
今回挙げる3つの本は、番組内の企画「アトロク推薦図書月間2024」で紹介されたものです。
様々なゲストが登場し、オススメの1冊を紹介しています。
1冊目:経営読書記録 表・経営読書記録 裏
気になった本、1冊目は「経営読書記録 表・経営読書記録 裏」です。
表と裏がそれぞれ、「2023年12月15日」に同時発売しているようです。
対象のポッドキャスト
ゲストはスタイリストの伊賀大介さん。
オススメしていた本は「経営読書記録 表・経営読書記録 裏」です(著者は楠木建さん)。
楠木建さんの一番有名な本は「ストーリーとしての競争戦略」かなと思います。
伊賀大介さんはビジネス書をあまり読まなそうですが、本書は読んでて楽しめたようです。
気になった本:経営読書記録 表・経営読書記録 裏
Amazonから本の内容を抜粋します。
楠木建氏が、経営書から教養書まで、縦横無尽に語り尽くす。
『原書を読むよりも面白い』と評される、楠木建氏の書評を網羅した珠玉の書籍解説集。「今すぐに読みたくなる本」と出合え、そして「知的体幹を鍛える本の読み方」を追体験できる1冊。
「知的体幹を鍛える本の読み方」を追体験する
『原書を読むよりも面白い』と評される、楠木建氏の書評を網羅した珠玉の書籍解説集。経営書から教養書まで、縦横無尽に語り尽くす。「今すぐに読みたくなる本」と出合える1冊。
こんな感じの本です。
「書籍解説集」とのことで、ブックガイド的な読み方もできそうです。
本書から読みたい本が見つかったりしそうです。
2冊目:世界音痴
気になった本、2冊目は「世界音痴」です。
対象のポッドキャスト
ゲストはラッパー・トラックメイカーのぜったくん。
オススメしていた本は「世界音痴」です(著者は穂村弘さん)。
穂村弘さんがエッセイをたくさん出しているのは知っていたんですが、これまで読んできてませんでした。
気になりつつも、なかなかタイミングが合わず。
本書が1冊目として良さそうです。
エッセイ1つ1つは短めで、2~3ページくらいとのこと。
これはスキマ時間に読みやすそうです。
放送内でいくつかエッセイの内容を紹介していますが、かなり日常的でスルッと入ってきそうです。
自分の性格にも合いそうです。
気になった本:世界音痴
Amazonから本の内容を抜粋します。
人気歌人は究極のダメ男?爆笑と落涙の告白
末期的日本国に生きる歌人、穂村弘(独身、39歳、ひとりっこ、親と同居、総務課長代理)。雪道で転びそうになった彼女の手を放してしまい、夜中にベッドの中で菓子パンやチョコレートバーをむさぼり食い、ネットで昔の恋人の名前を検索し、飲み会や社員旅行で緊張しつつ、青汁とサプリメントと自己啓発本で「素敵な人」を目指す日々。<今の私は、人間が自分かわいさを極限まで突き詰めるとどうなるのか、自分自身を使って人体実験をしているようなものだと思う。本書はその報告書である>世界と「自然」に触れあえない現代人の姿を赤裸々かつ自虐的に描く、爆笑そして落涙の告白的エッセイ。
こんな感じの本です。
放送内で触れている「はじめての短歌」も面白そうでした。
3冊目:「間合い」とは何か
気になった本、3冊目は『「間合い」とは何か』です。
対象ポッドキャスト
ゲストはライターの武田砂鉄さん。
オススメしていた本は『「間合い」とは何か』です。
本書の内容に触れつつ、アトロクのメインパーソナリティ(宇多丸さん)と各曜日パートナーの間合いをチェックする流れに。面白い着眼点でした。
普段からアトロクを聴いている人は楽しめるはず。
気になった本:「間合い」とは何か
Amazonから本の内容を抜粋します。
私たちは「間合い」とともに生きている。雑踏でぶつからないのも何気ない会話ができるのも、間合いがあればこそ。人はいかにして状況に対応しているのか。野球、柔術、サッカーから歯科医と患者の会話、フィールドワークの人間関係まで、様々な事例から本質に迫る。「人間らしさ」を巡る知能研究の最先端。
こんな感じの本です。
コミュニケーション本という括りで良いのかは分かりませんが、面白そうです。
おわりに
ということで、「ポッドキャストを聴いて気になった本3冊(その3)」でした。
気になった本は
- 経営読書記録 表・経営読書記録 裏
- 世界音痴
- 「間合い」とは何か
の3冊でした。
ちなみに「アトロク推薦図書月間2024」で紹介された本は以下のリンクにまとまっています(ありがたい)。
全部で20冊くらいあります。
今後もポッドキャスト(YouTubeも)を聴いて気になった本を記事にしていこうかなと思っています。
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「ポッドキャストを聴いて気になった本3冊」は何度か記事にしています。
気になる記事があればぜひ。