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【感想】『最新 頭痛の治し方大全』[後編] 頭痛を予防する食べ物や過ごし方

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「最新 頭痛の治し方大全」を読んだ感想の続きを書いていきます。

日本初の頭痛専門クリニックが教える 最新 頭痛の治し方大全 (扶桑社BOOKS)

今回は後編です。

前編の記事はこちら。

前編の記事

それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

あなたを苦しめるその痛みが、自分で治せる&防げる!

日本全国で4000万人以上、およそ3人に1人が悩んでいると言われる国民病・慢性頭痛。
しかし、一口に頭痛といっても、片頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛などの種類があり、その原因、メカニズム、症状、治療法はさまざま。
種類によっては、冷やしたほうがいいタイプ、温めたほうがいいタイプなど対策が真逆のものがあったり、市販の鎮痛薬がまったく効かないタイプも存在します。

にもかかわらず、多くの人は自分の頭痛がどのタイプかを知らず、市販の鎮痛薬をなんとなくの経験則で選んで服用するだけで、わざわざ病院に行かない人が多いのではないでしょうか。

本書は、これまで1万人以上の患者を診た頭痛治療の第一人者である著者が、実は医師も正しく知らない頭痛の最新知識と治療の最前線を解説します。

こんな感じの本です。

ここは前回の記事と同様です。

いくつか引用と感想

コーヒーとスイーツで頭痛予防ができる?(頭痛を予防する食べ物①)

実はコーヒーとスイーツは、上手に付き合うことで片頭痛発作を予防できます。
コーヒーに多く含まれる「カフェイン」は、片頭痛に有効な成分。一日200mg以内の摂取がおすすめです。ただし、あまり多量に摂取すると、カフェインが体から抜けたときにリバウンドで脳血管が拡張してかえって片頭痛を起こしてしまいます。
参考までに、よく飲まれる飲料のカフェイン含有量ですが、すべて100mlの飲み物として、ドリップコーヒーで60mg、インスタントで57mg、エスプレッソには212mg、ココアで30mg、緑茶や紅茶で20~30mg、玉露にはなんと160mg、エナジードリンクにも50mgは含まれています。

コーヒーやスイーツで片頭痛発作を予防ができるのは知りませんでした。
自分はコーヒーを毎日飲むので、カフェインの摂取量にもう少し意識を向けてみようと思います。

コーヒーは一日2~3杯くらい飲みます。なのでフェインの量は良さげです。
ただ多量に摂取すると、かえって片頭痛を起こしてしまうらしいので適度な量を心がけつつ。

スイーツも適度に摂取すると片頭痛持ちの人にとって良いそうです。
ですが自分はダイエットや筋トレの一環で、スイーツはほとんど食べないです。
なのでスイーツに関する引用は割愛します。
詳しく知りたい人は本書を読んで頂ければと。

頭痛を防ぐために心がけたい日々の過ごし方は?

朝、昼、夕方、夜それぞれ引用してみます。

~朝~

頭痛を防ぐには、まず朝は日光を浴びるのを習慣化しましょう。ジョギングやウォーキングを行うのが理想ですが、それが難しい場合は毎朝ガムを10分噛むだけでOK。朝食を食べて血糖値を上げることも大切です。食欲がないときは、ハチミツやメープルシロップを入れた牛乳、温めた甘酒を飲むのもおすすめです。

現在ほぼテレワークなので、朝日光を浴びるのはちょっと難しいです。
毎日出社していた頃は自然と出来ていたことですが、テレワークになってから極端に外出が減りました。
意識的に外に出ないとですね。
ちょっと頑張ってみようと思います。

朝食に関してはテレワークによって少し時間に余裕が出来たので、しっかり食べる習慣になっています。
こちらは継続で。

 

~昼~

昼食はなるべくタンパク質を多めに。昼休みは目を休めるために、パソコンやスマホはなるべく見ないことを心がけましょう。

ダイエットや筋トレの一環で積極的にタンパク質を摂ることが習慣化されています。
なので、この習慣も継続で。

あと、テレワークだと昼休みも仕事をしてしまったり、キッカリ1時間休まなかったり、仕事と休みの境目が曖昧になってしまいがちです。
もっとオンオフの切り替えをしっかりしないとですね。

 

~夕方~

夕食にはトリプトファン、炭水化物、ビタミンB6を含む食事がおすすめです。和食ならだいたいのメニューでこの3つを摂取することができます。

トリプトファンは、納豆や牛乳に多く含まれるようです。(詳細は以下リンク。)

www.y-koseiren.jp

納豆や牛乳は、ダイエットや筋トレの一環で積極的に食べている食材です。
この習慣も継続で。

何気にダイエットや筋トレの習慣は、頭痛予防とは相性が良さそうです。(あくまで個人的に。)

 

~夜~

夜はしっかりと湯船に浸かり、首周りの筋肉をほぐして緊張型頭痛を回避しましょう。ただし、あまり長湯してしまうと、血管が拡張して今度は片頭痛のリスクを高めてしまうこともあるので、ほどほどに!

毎日しっかり湯船に浸かっているので、この習慣も継続で。
ただ、長湯してしまうと片頭痛のリスクを高めるので気を付けつつ。
この辺りは前編の記事でも書きましたが、塩梅が難しいところです。

頭痛を防ぐために心がけたい季節ごとの過ごし方は?

春、夏、秋、冬それぞれ引用してみます。

まず、春(3~5月)は気候が安定し、気圧・湿度・温度も快適なので片頭痛は起きにくい季節だと言えます。ただ、スギ、ヒノキ、イネ科の花粉によるアレルギー反応は片頭痛発作を起こす要因の一つになります。
また、年度初めの新生活などはストレスを感じやすい環境でもあります。不安や疲労片頭痛のもとになるので、意識的に息抜きをしましょう。

春は片頭痛が起きにくい季節なんだそうです。
ただ、振り返ってみても頭痛がゼロということはなく。
とはいえ、夏秋冬と比べたら比較的少ないかも…という感触です。自分としては。

ちなみに花粉によるアレルギー反応も片頭痛の要因の一つのようです。
幸い今のところ花粉症にはなってないですが、なんとしても避けたいところです。

 

片頭痛持ちにとって一番つらいのが夏(6~8月)です。梅雨による高湿度・低気圧、さらに夏の高温が片頭痛のリスクを上げます。高温多湿のところは避けて過ごすようにしましょう。また季節を問わず、ホットヨガ岩盤浴などは避けたほうがベターです。

夏は片頭痛持ちにとって一番つらい季節なようです。
これはたしかに、そんな実感があります。

梅雨の時期は特に、どうしても頭痛が避けられない日があったりします。

 

秋(9~11月)は、梅雨よりも雨量の多い秋雨前線がやってきます。高湿度なうえに台風も多いので気圧の変化がもっとも大きい季節。天気痛、低気圧頭痛の人には夏よりつらい季節になります。

秋も、夏に引き続き片頭痛持ちにはシンドイ季節みたいです。
台風に関しても梅雨の時期と同じように、どうしても頭痛が避けられない日があったりします。

 

冬(12~2月)は気圧が安定し、空気も乾燥しているので片頭痛持ちの人にとっては快適な季節です。ただ、緊張型頭痛の人にとっては最悪の季節になるかもしれません。
寒いと肩がすくんでしまい、首周りのコリも悪化します。緊張型頭痛の悪化が片頭痛発作を引き起こし、その片頭痛によるコリがさらに緊張型頭痛を悪化させるという悪循環が起こり、1週間以上頭痛が消えないことも。首コリ・肩コリは片頭痛の引き金になりますので、寒い冬の時期はシャワーではなく、5分でもいいので必ず湯船に浸かるようにしてください。

冬は片頭痛は比較的マシで、緊張型頭痛が要注意な季節みたいです。
引用にもありますが、緊張型頭痛→片頭痛の悪循環はシンドイですね。
併発している人はこの辺り、厄介なので気を付けないとですね。

自分の症状を振り返ると、夏~秋あたりの頭痛が比較的シンドイ記憶があります。
なので自分の場合、緊張型頭痛より片頭痛の症状の方がシンドイと感じるようです。

 

こうやって季節ごとに振り返ると、一年を通して頭痛のリスクが様々あってイヤになりますね。

おわりに

ということで「最新 頭痛の治し方大全(後編)」としてアレコレ書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • コーヒーとスイーツで頭痛予防ができる?(頭痛を予防する食べ物①)
  • 頭痛を防ぐために心がけたい日々の過ごし方は?
  • 頭痛を防ぐために心がけたい季節ごとの過ごし方は?

の3つでした。

前編は「三大頭痛の基本」みたいな内容でした。
後編(今回の記事)は、頭痛を予防する食べ物や過ごし方に関しての内容になりました。

本書は頭痛に関する情報を総合的に、かなり網羅しているなと思いました。
本タイトルが「最新 頭痛の治し方大全」なので、そのままのイメージな本でした。

引用しませんでしたが

  • 市販の頭痛薬のマッピング(効き目 × 即効性)
  • 市販の頭痛薬のマッピング(効き目 × 安全性)
  • 頭痛に効く漢方薬
  • 頭痛に効くストレッチ、ツボ

などの情報も取り扱っています。

前編の記事、改めてもう一度貼っておきます。
こちらも良ければぜひ。

miya-moto-blog.hatenablog.com

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こちらも良ければぜひ。

読書感想リンク

天気痛~つらい痛み・不安の原因と治療方法~ (光文社新書)

1万人を治療した天気痛ドクターが教える 「天気が悪いと調子が悪い」を自分で治す本

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