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【感想】『今日がもっと楽しくなる 行動最適化大全』[後編] 実は職場の人間関係は重要ではない

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「今日がもっと楽しくなる 行動最適化大全」を読んだ感想の続きを書いていきます。

今日がもっと楽しくなる行動最適化大全 ベストタイムにベストルーティンで常に「最高の1日」を作り出す

今回は後編です。

前編の記事はこちらです。

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それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

一人のビジネスパーソンが、仕事においても健康においても最適な1日を過ごすために必要な行動を紹介。
それに加え最適な学習方法や最適な睡眠の取り方などビジネスマンに限らず子供や老人でも役に立つような情報も盛り込んでいます。
イラストだけでわかるパート1、最新学術理論を用いたパート2、この2部構成だからこそ、子供から大人まで老若男女が理解できる!

こんな感じの本です。

引用にも書かれている通り、「イラストだけでわかるパート1、最新学術理論を用いたパート2」という構成です。
自分はエビデンスを交えて説得力を持たせてくれた方がありがたいため、パート1はサラッと読み、パート2をじっくり読みました。

お好みで読み方を選べる新設設計です。

著者情報

「樺沢紫苑」で検索すると、公式ブログとYouTubeが上位表示されました。
それぞれリンクしておきます。

公式ブログはプロフィールページをリンクしておきます。

kabasawa3.com

www.youtube.com

いくつか引用と感想

『「職場の人間関係」の最適化』というトピックの中から、2つピックアップして引用してみます。

実は職場の人間関係は重要ではない

職場にあなたを攻撃したり、嫌がらせをする「攻撃星人」が一人でもいると、ものすごく憂鬱な気分になるでしょう。
「職場の人間関係」は極めて重要だと考える人が多いのですが、実は、あなたの人生においてさほど重要ではないのです。

(中略)

心理学の「対人関係療法」では、最も重要な人間関係は、家族や恋人、パートナーです。次に重要なのは、友人。一番重要度が低いのが職場の人と解釈されています。これを比率で表すと、5対3対2となります。
つまり、家族や友人との人間関係が安定していれば、人間関係の8割は安定しているということです。
そう考えれば、職場の人間関係が多少ガタガタしても、会社を辞める必要など全くないのです。
職場の人間関係に注意を奪われる暇があるのなら、家族や友人をもっと大切にしましょう。
そして、家族や友人と交流する時間を増やし、こうした癒やしの時間を通して、ストレスを発散すればいいのです。

ざっくり計算で「8時間 × 平日5日 = 週40時間」なので、けっこうな時間を職場の人と過ごしています。
なので、職場の人間関係の重要度がたったの2割というのは少し意外でした。

職場で気が合う人とはプライベートで遊んだりもしますが、その場合は「友人」に分類されるのかなと。
職場の人間関係の中でプライベートで遊ぶほどでもないくらいの人を浮かべると、「まぁ2割くらいか…」とも思えてきます。

職場で苦手な人とやり取りした時などは、プライベートまで嫌な気持ちを引きずることもあったりします。
ただ、嫌な気持ちをプライベートに引きずるかどうかは、自分がコントロールすべき領域でもあります。

「職場の人間関係は2割」のマインドで考えると、あまり引きずらずに済みそうです。
「まぁ2割くらいか…」の感覚はけっこう大事な気がしました。

好意の1対2対7の法則

次のような、ユダヤ教の教えがあります。
「10人の人がいるとしたら、そのうちの1人はどんなことがあってもあなたを批判する。あなたを嫌ってくるし、こちらもその人のことを好きになれない。そして10人のうちの2人は、互いに全てを受け入れ合える親友になれる。残りの7人は、どちらでもない人々だ」
これは4000年前から伝わるユダヤ人の知恵ですが、私は、この教えを知る前から自分の経験に基づいて同じことをセミナーで話していました。

10人いたら、あなたを嫌う人は1人、あなたを好きな人は2人、どちらでもない人が残りの7人です。
あなたの会社や所属しているグループを見ても、ほぼこの割合ではないでしょうか。
重要なのは、どこの職場、チーム、コミュニティに移動しても、「自分を嫌う人」「ソリの合わない人」は必ずいるということです。
またよく観察すると、その2倍以上の味方、自分の応援者がいるのです。
これを私は、「好意の1対2対7の法則」と呼んでいます。

自分は何となく八方美人的な振る舞いをしてしまいます。
それで要領よく立ち回れる人も居るとは思いますが、自分はそんなこともなく。

誰からも嫌われないように立ち回ることで、何だか妙に疲れてしまっている気がします。

今回の引用に書かれている「好意の1対2対7の法則」にどれほど信憑性があるかは分かりませんが、感覚的には合ってそうに感じます。

どうしてもソリの合わない人もたしかに居ます。
その人からも嫌われないように、好かれようと頑張るのはかなり疲れてしまいます。
「少数ではあるけれど、どうしてもソリの合わない人はいる」と、諦めの気持ちを持って割り切ってみるのも良さそうです。

ちなみに今回の引用に続く形で、もう1つトピックがあります。
「あなたを攻撃する人を味方に変える方法」という内容です。

これに関しては、自分はあまりピンとこなかったため割愛します。
これが一番ピンとくる人も居ると思うので、気になる人はぜひ本書を読んで頂ければと思います。

おわりに

ということで「今日がもっと楽しくなる 行動最適化大全(後編)」として書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • 実は職場の人間関係は重要ではない
  • 好意の1対2対7の法則

の2つでした。

『「職場の人間関係」の最適化』というトピックの中から、2つピックアップして引用してみます。

樺沢紫苑さんの本は、本書に限らず読みやすく工夫されていることが多くてありがたいです。
他にもたくさん本が出ているので、また読んでみます。

前編の記事、改めてもう一度リンクしておきます。
こちらも良ければぜひ。

miya-moto-blog.hatenablog.com

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こちらも良ければぜひ。

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