『読書は「アウトプット」が99%』こちらの本、読みました。
実は、本書を読むのは2回目です。
読書記録をNotionに残しており、それを確認したところ前回読んだのは「2014/08/07」でした。
なので、約9年ぶりの再読となります。
なお、本書の読書感想は「前編」「後編」の2つに分けて投稿しようと思います。
今回は前編としてアレコレ書いていきます。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
本を「読んで終わり」にするのはもったいない!
「話す」「書く」「行動する」……読後にこんな“アウトプット”をすることで、
得られるリターンは10倍にも20倍にもなる――■今日の出来事を話すように「本の話」をせよ
■いい本を選ぶための「眼」とは?
■頭のいい人は「斜め読み」で本をインプットする
■「仕事と関係ないジャンルの本」が差を生む
■ブログ、SNS……「ネット」で本をどう活かす? ――etc.ビジネスパーソン必読、その1冊にもっと付加価値をつける読書術!
こんな感じの本です。
再読した本を記事にするのは「レバレッジ・リーディング」に続いて2冊目です。
レバレッジ・リーディングも本書も、読書法に関する本です。
内容も似ている部分がけっこうありました。
「内容が似ているから読む意味はあまりない」というよりは「内容が似ていることで納得感が増す」という感じです。
この感想自体が読書法からの影響を受けている気もしますが。
いくつか引用と感想
今回の記事では『2章 「速読」よりも「乱読」せよ!』から、いくつか引用してみます。
本を「斜め読み」でインプットする法
内容を確実にインプットしながら速く本を読むには、必要なところを拾い読みする、いわゆる「斜め読み」が最短の方法だと思います。
私はさらに、「飛ばし読み」や本の後ろから読む「逆さ読み」など、さまざまな読書法を駆使しています。
また、英会話のヒアリングの練習と同じように、週末に数時間かけてまとめて読むより、毎日少しずつでも読んだほうが、たくさんの本を読めるようになるでしょう。
読書法には、その方法で内容を確実にインプットすることができるか、という視点が重要なのです。
今回の引用は、「レバレッジ・リーディング」で書かれていた「多読」のイメージに似ているなと思いました。
上記の引用リンクに書かれている内容で言えば「情報の取捨選択」、今回の引用で言えば「必要なところを拾い読みする」。
かなり似ているニュアンスかなと思います。
イチから順にじっくり読むことより、自分が必要なところに絞って読むのを推奨しているようです。
そして自分も、そういった読み方をしています。
ただ、ビジネス書や実用書に限った話です。
小説に関してはそういった読み方はせず、じっくり読み進めます(レバレッジ・リーディングの記事でも同様のことを書きました)。
すべてを読まなくても、内容は十分理解できる
私の場合、斜め読みは自然と身についたスキルなので、言語化するのは難しいのが正直なところですが、具体的にどうやっているのか考えていきます。
まず、斜め読みを実践するには、どんな情報が必要なのかを明確にしておかなければなりません。
上司との関係がうまくいっていないので、それを解決したいと思ったとします。
「ダメな上司との付き合い方」といった、そのものずばりのタイトルの本も多いので、そういう本を選ぶのが手っ取り早いでしょう。
ただし、そういう本に出てくる話は、すべて参考になるとは限りませんし、すべてに共感できるわけでもありません。
こういうときは、いろいろな本から、自分に役立ちそうな項目だけを選んで読めばいいのです。アウトプットできそうなところを選んで実践するのなら、十分その本を理解したことになります。
パラパラとページをめくりながら、「ここは参考になる」「これは必要ない」と取捨選択をして、必要なところだけに目を通します。この方法なら、1冊読むのにそれほど時間はかかりません。
1つ前の引用の続きです。
自分の場合、読書を始めたての頃はイチから順に飛ばさずに読んでいました。
なんとなく、そうしないといけない気がしていました。
そこから次第に慣れていって、「今はあまり必要ない」と感じるところはガンガン飛ばすようになりました。
それでも学びはありますし、ガンガン飛ばすことで他の本を読む時間も捻出できます。
正直なところ、自分は飽きっぽいタイプなので次から次へと色々な本を読めるのは自分の性格に合っている気がします。
今回の引用は、「本はイチから順に読まないといけない」という感覚を解いてくれるような内容かなと思いました。
ちなみに本書では、斜め読みと精読の両方が必要だと書かれています。
「小説は精読でないと楽しさを味わえないでしょう」とも書かれています(長くなってしまうので引用は割愛しました)。
おわりに
ということで『読書は「アウトプット」が99%(前編)』として書いてみました。
今回の記事で引用したのは
- 本を「斜め読み」でインプットする法
- すべてを読まなくても、内容は十分理解できる
の2つでした。
本をたくさん読むので、やはり読書法の本から学ぶことは多くあるなと再認識しました。
本書は2013年発売の本なので、もう少し最近の読書法の本も読もうと思います。
次回は『読書は「アウトプット」が99%(後編)』としてアレコレ書いていきます。
(追記)
後編の記事を書きました。
こちらを良ければぜひ。
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