『図解 身近にあふれる「栄養素」が3時間でわかる本』こちらの本、読みました。
最近は健康関連の記事が多く、「入浴」「疲労回復」「睡眠」といったあたりの本をよく読んでいます。
で、今回は「栄養素」です。
なお、本書の読書感想は「前編」「中編」「後編」の3つに分けて投稿しようと思います。
今回は前編としてアレコレ書いていきます。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
皆さんは、栄養素についてどれくらい知っているでしょうか。
私たちの体にとって生きていく上で必要不可欠で、毎日食事から摂っているもの、それが栄養素。
本書はそんな栄養素のことをわかりやすく解説した本です。
こんな感じの本です。
栄養素に関する基本的なことから、普段過ごしていて感じる素朴な疑問まで、色々と参考になりました。
いくつか引用と感想
今回は「栄養素ってなんのこと?」という見出しで書かれているページから、小見出しになっている3つを引用してみます。
栄養素とは何か
栄養素とは、食べ物の中に含まれる様々な物質のうち、人間の体に必要不可欠な成分のことをいいます。
栄養素は体に吸収され、次の3つの大切なはたらきをします。【栄養素の3つのはたらき】
1. 生命活動をおこなうためのエネルギー源になる
2. 体の組織(筋肉、血液、骨など)を作る
3. 体の調子を整える
まずは基本的な内容を引用してみました。
読んでみると当たり前な内容に感じるかもしれませんが、改めて。
食事のバランスが崩れることで【栄養素の3つのはたらき】に書かれている内容に悪影響が出るとなると、「食事管理をしっかりしなきゃ」と多少なり思えるのではないかなと。
ここから3大栄養素、5大栄養素といった内容に移っていきます。(次の引用へ)
栄養素の種類
体に入って、体の組織を作るほか、エネルギー源になる栄養素には3つの種類があります。それが糖質(炭水化物)、脂質、タンパク質です。
これらを特に3大栄養素といいます。動物は体を作り、維持するために、これらの栄養素をたくさん摂る必要があります。そのため、これらは主要栄養素と呼ばれることもあります。
また、この3大栄養素に微量のビタミン、ミネラル(無機質)を加えたものを5大栄養素といいます。
糖質(炭水化物)、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル(無機質)の5つはどれも普段の生活でもよく見かけるワードですよね。
自分の場合、以前はあまり栄養素を気にせずに食べたいものを自由に食べていました。
そこにテレワークで通勤する習慣がなくなり、運動不足になり、結果として体重が大幅に増加してしまいました。
そこからダイエットを始めることになります。
ダイエット前の食生活を振り返ると、あきらかに糖質(炭水化物)と脂質を摂りすぎていて、タンパク質が不足していました。(詳細は以下リンク)
食生活を改善することで半年で10キロ痩せることができました。
このダイエットで3大栄養素のバランスを意識する大切さを実感しました。
そして今もダイエット継続中です。(目標体重まであと2キロ)
ちなみに、ダイエットきっかけで筋トレも始めています。
なので筋トレ効果も大きいとは思いますが、やはり一番効果が大きかったのは食生活の改善かなと思います。(筋トレの詳細は以下リンク)
栄養素のはたらき
それぞれの栄養素の詳しいはたらきは次章以降で見ていきますが、予備知識としてここでは簡単に見ておきましょう。
糖質(炭水化物)
糖質は、体や脳を動かす即効性の高いエネルギー源です。
糖質が足りなくなると、脳に必要な栄養素が届かなくなったり、足りないエネルギーを補うために体の筋肉や脂肪が分解されてしまいます。逆に、糖質を過剰に摂取すると、脂肪に変換されるため、糖質のとり過ぎは肥満につながります。タンパク質
タンパク質は筋肉や内臓、髪、爪などの体を構成する栄養素です。それと同時に酵素として、生体内で行われる化学反応である、様々な化学反応を促進しています。タンパク質は体内で消化されるとアミノ酸に分解されます。
脂質
脂質はエネルギー源として使われるほか、細胞の周りを囲んでいる細胞膜の原料になります。しかし、摂取量が多すぎると脂肪として蓄えられ、肥満の原因となります。脂質は体内で分解されるとグリセリンと脂肪酸になります。
ビタミン
ビタミンは、体の機能を正常に維持するために不可欠な栄養素です。体内ではほとんど合成されないため、食品から摂取しなくてはなりません。水に溶ける水溶性ビタミンと油に溶ける脂溶性ビタミンに分類されます。
ミネラル
ミネラルは微量ながらも体の健康維持に欠かせない栄養素で、カルシウム、鉄、ナトリウムなどがあります。不足すると貧血、骨粗鬆症などの症状があらわれます。体内に多く存在する多量ミネラルと、体内にわずかにしか存在しない微量ミネラルに分類されます。
5大栄養素それぞれの簡単な説明を引用してみました。
「糖質制限」というワードは、ここ数年よく聞きますよね。
引用にも「糖質を過剰に摂取すると、脂肪に変換されるため、糖質のとり過ぎは肥満につながります。」と書かれています。
あまり食事管理に気を遣わず、外食ばかりの人はどうしても糖質を過剰に摂取してしまう傾向にあるかなと思います。
かといって極端に糖質を制限してしまうと、これも引用に書かれていますが、「脳に必要な栄養素が届かなくなったり」します。
脳に必要な栄養素が届いていない状態は、おそらく仕事のパフォーマンスにも影響しますし、あまり良くない状態かなと思います。
なのでやるべきは少なすぎず多すぎず、適正量をなるべく毎日キープすること。
自分もダイエットを始めてから過剰摂取を避けつつ、不足しないようにも気を付けています。
せっかくなので「5大栄養素」に関しての参考リンクを貼っておきます。
おわりに
ということで『図解 身近にあふれる「栄養素」が3時間でわかる本(前編)』として書いてみました。
今回の記事で引用したのは
- 栄養素とは何か
- 栄養素の種類
- 栄養素のはたらき
の3つでした。
今回引用した3つは栄養素に関する基本的な内容でした。
5大栄養素に関しては、おそらく学校の家庭科などで学んだ内容だとは思うのですが、理解がボンヤリしていました。
今回改めて読むことで、学び直しができたかなと思います。
『図解 身近にあふれる「栄養素」が3時間でわかる本』は3記事に渡って書きました。
他の記事も良ければぜひ。
- 【感想】『図解 身近にあふれる「栄養素」が3時間でわかる本』[前編] ← 今回の記事
- 【感想】『図解 身近にあふれる「栄養素」が3時間でわかる本』[中編]
- 【感想】『図解 身近にあふれる「栄養素」が3時間でわかる本』[後編]