「世界一やさしい ブログSEOの教科書」こちらの本、読みました。
SEO関連の本は「SEO対策・超入門2023」「10年つかえるSEOの基本」に続いて3冊目です。
同じテーマの本を何冊か読むことで、理解が深まるかなと思った次第です。
これまで読んだSEO関連の本2冊と比べると、カッチリした内容に感じました。
ちなみに今回の本はけっこうたくさん付箋を貼っていて、ちょっと長くなりそうです。
なので記事を「前編」「後編」の2つに分けて投稿しようと思います。
今回は前編として、アレコレ書いていきます。
本の内容
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
最新のSEO理論から、SEOに強いブログサイトの構成とページレイアウト、記事のテーマ選定や書き方、PR方法や改善まで、検索でヒットして読まれるブログ記事の書き方を徹底解説!ブログで集客をしたい人、Webライティングで収入を得たい人など必読!
こんな感じの本です。
SEOの基本をおさえつつ、
- SEOに強いブログサイトの構成とページレイアウト
- 記事のテーマ選定や書き方
- PR方法や改善
といった実践的な内容も載っていて勉強になりました。
いくつか引用と感想
毎年20億ページ以上のブログ記事が投稿
ブログは、誰でも比較的簡単に始めることができるメディアです。そのため世界中に無数のブログが存在します。
ブログの成長スピードが早いため正確な統計は入手できませんが、Google検索で「How many blog exist in the world?(世界にはブログがいくつあるのか?)」と検索すると、17億を超えるWebサイトのうちブログは6億存在するという結果が出ています(2019年1月2日時点)。また、そのブログに投稿される年間の記事数は、世界中で20億ページ以上もあると報告されています。
(中略)
多くのブログが存在するなかで、自分が書いたブログ記事を読者に読んでもらえる確率は、極めて低いということは明らかです。
ブログに投稿される年間の記事数が、世界中で20億ページ以上もあるとは驚きです。
世界中に無数のブログが存在するのは想像していましたが、まさかここまでの数だとは…という感じです。
とはいえ日本語で検索すれば、日本語のページがヒットする可能性は高いのではないかなとも思いつつ。
ただそれを加味したとしても、ページ数がものすごく多そうです。
SEO対策をするなら、この規模感を知っておいた方が良いのかもしれません。
Googleは検索順位の決め方を公表していない
Googleは、Google検索の検索順位がどのように決められているのかを詳しくは公表していません。
一部「ガイドライン」という形で、Googleが決めたルールの範囲内で検索エンジン最適化(SEO)をしてもいいという指針は公表しています。
(中略)
しかし、これはゲームメーカーがゲームの基本的なプレイ方法を説明する「トリセツ」のようなものでしかありません。どうすれば「他のプレイヤーに勝てるか」というところまで踏み込んで説明するものではないのです。
本書では「検索エンジン最適化(SEO)スターターガイド」のリンクを紹介しています。
せっかくなので、この記事でもリンクしておきます。
ゲームの例えが分かりやすいなと思いました。
検索順位の決め方を公表していないからこそ、SEOを攻略したくなるというか。
公表されている一部の情報から、なんとかSEO攻略を頑張りたい気持ちになります。
検索順位の決定要因は「推測」するしかない
そこで、世界中のSEOのブロフェッショナルたちは、独自の実験や情報網を駆使して検索順位決定要因というデータを発表しています。検素順位決定要因というのは、検索順位がどのように決められているのかを推測するデータです。
その一つが2019年に米国のSEO会社であるSparkToro社から発表された検索順位決定要因です。
本書では図解されていますが、そのまま引用するのはダメな気がするので割愛します。
代わりに、同じような図解が載っているサイトがあったのでリンクしておきます。
上記リンクのグラフを上から順に見ていくだけでも、自分のブログのSEO対策案が浮かんでくるのではないかなと思います。
SEOは対策すれば必ず効果が出るわけではなく、「おそらく効果が出るだろう…」で対策をしないといけません。
そういった時、上記リンクにあるようなランキングが目安になりそうだなと思いました。
おわりに
ということで「世界一やさしい ブログSEOの教科書(前編)」に関してアレコレ書いてみました。
今回の記事で引用したのは
- 毎年20億ページ以上のブログ記事が投稿
- Googleは検索順位の決め方を公表していない
- 検索順位の決定要因は「推測」するしかない
の3つでした。
中でも「毎年20億ページ以上のブログ記事が投稿」というのはインパクトがありました。
世界中に無数のブログが存在するのは想像していましたが、明確な数値を出されると印象がちょっと変わってきますね。
次回は「世界一やさしい ブログSEOの教科書(後編)」としてアレコレ書いていきます。
(追記)
「世界一やさしい ブログSEOの教科書(後編)」の記事を書きました。
こちらも良ければぜひ。
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