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【感想】『10年つかえるSEOの基本』[前編] SEOの入門に最適な一冊

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「10年つかえるSEOの基本」こちらの本、読みました。

10年つかえるSEOの基本

SEO関連の本は「SEO対策・超入門2023」に続いて2冊目となります。

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本書の発売日は2015年です。そして今は2023年です。
本書が発売されて8年ほど経過したことになります。

本タイトルの「10年つかえる」で考えてみると、10年が迫ってきています。
実際のところ、10年つかえるのでしょうか?
別にそんな揚げ足を取るように読むつもりはないのですが、どうしてもそういった視点が入ってしまいました。

で、実際に読み終わった感想としては、「つかえる」と思いました。
古く感じたのは一部のツールに関してくらいです。
SEOの考え方は本書が発売された2015年と2023年で、ほとんど変わってないかなと思いました。

ちなみに今回の本はけっこうたくさん付箋を貼っていて、ちょっと長くなりそうです。
なので記事を「前編」「後編」の2つに分けて投稿しようと思います。

今回は前編として、アレコレ書いていきます。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

「どうすれば,検索されたときにサイトを上位に表示することができるか」
そんなふうに考えているとかえってうまくいかなかったりすること,ご存知ですか?
本書は,すぐに効かなくなってしまうようなテクニックではなく,
検索エンジンは,どんなことをしようとしているの?」
SEOって,なんのためのもの?」
といった変わらない“考え方”をおさえることで,目先のトレンドにふりまわされないための基礎が身につく,いちばんやさしいSEOの入門書です。フルカラーの紙面で,知識ゼロの初心者・すずちゃんと専門家・土居先生のかけあいを追いながら,だれでもたのしくSEOで大事なことがわかります。

本書は

  • 130ページくらいしかない
  • 会話形式で解説してくれる
  • 各章にまとめがある

といった構成です。

なので、とても読みやすかったです。

いくつか引用と感想

本書は対話形式で進んでいきます。
登場人物は「知識ゼロの初心者・すずちゃん」と「専門家・土居先生」の2名です。
引用では上記2名のどちらの発言か明記するようにします。

検索エンジンは「だれにとっても、どんな質問をしても、最高の回答者」であろうとしている

土居先生
もし、何を聞いても「そんなもの知らない」とか言われたり、的外れな回答ばかり返ってくるなら、だれも使わなくなるでしょ?だから検索エンジンは、「だれにとっても、どんな質問に対しても、最高の回答者」であろうとしているんだ。そうすれば、困った時にいつも検索してもらえるからね。

引用した内容には既視感がありました。

それは、以前記事にした「SEO対策・超入門2023」で引用した『Googleは「巨大なQ&Aシステム」』という内容です。

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【感想】『SEO対策・超入門2023』- Googleは「巨大なQ&Aシステム」

比べるとこんな感じです。

  • 検索エンジンは「だれにとっても、どんな質問に対しても、最高の回答者」であろうとしている
  • Googleは「巨大なQ&Aシステム」

表現は違いますが、似たようなニュアンスに感じました。

なにかSEO対策をするとなった場合、上記のどちらのニュアンスを受け取ったとしても同じアクションを取りそうだなと思いました。

最初に知っておくべきポイントはたったの4つ

土居先生
ここまでの話で、検索エンジンのしくみと、検索がサイトの集客に与える影響についてはだいたい理解できたね。

すずちゃん
じゃあようやく、「実際にどういうふうにすれば検索にヒットするようになるの?」って話だね!

土居先生
うん、ようやくここまで来たね。細かいことを話すとキリがないんだけど、まず理解しておくべきことは、じつはたったの4つしかないんだ。

すずちゃん
え、それだけなの?

土居先生
そう、具体的には次の4つ。
①どういう言葉で検索がされているかを知る。
検索エンジンが正しく理解できるようにサイトを作る。
③みんなが検索を通じて知りたいことをコンテンツ化してサイトに掲載しておく。
④継続的にサイトにリンクを集めていく。

SEO」に関して調べたり考えたりすると、どうしても難しくなってしまいがちです。
ですが引用した4つのポイントはシンプルで分かりやすいなと感じました。

ブログ、Webサービス、Webサイト、どんな形式であっても共通するポイントかなと思います。

ただ、アクセスを集めたりするつもりがなければ、別にこのポイントを守らなくても良いかなと。
SEO対策をする場合に限った話かなと思います。

自分の場合、このブログはほとんど趣味です。
なのでポイントはあまり気にしすぎないように、好きに書いていこうと思います。

ですが自分の場合、仕事でもSEOが絡んだ業務をすることがあります。
その際はこのポイントを意識しないといけないですね。

SEOを意識しすぎてしまう

SEOを意識しすぎるあまり、サイトを運営することの目的を「サイトが上位表示されること」としてしまっている担当者は少なくありません。サイトがさまざまな経路で発見されることを前提に、その中で「検索エンジンからの流入をどのように確保していくか?」を考えていく必要があります。

サイトを運営することの目的が「上位表示されること」になってしまっては本末転倒ですね。
上位表示されればアクセスもアップすると思うので、そうなってしまうのも分からなくはないですが。

まずページの品質を高めることが先にきて、そのうえでSEO対策を講じるのが良さそうです。

SEO対策が第1優先になってしまうと、ページの質が下がってしまう気がします。
なんというか小手先だけで、中身が伴わなくなってしまう傾向にあるかなと。

「ページを分かりやすく、説得力があるものにしよう。」という気持ちが最優先になっていることが大事かなと。
そのついでに、SEO的なアプローチも加える。といった感じでしょうか。

おわりに

ということで「10年つかえるSEOの基本(前編)」に関してアレコレ書いてみました。

本書はSEOの入門に最適だなと思いました。
会話形式というのが、なにより分かりやすいです。

SEOの基本的なことをあまり把握できていない状態で、SEO対策を進めてしまうと良くなさそうだなと感じました。
ちょっとしたテクニックを積み重ねるだけになってしまう気がします。

本書でSEOの基本的な考え方を把握したうえでSEO対策を進めると、より良いのかなと。
そうすれば、ネットで調べながらSEO対策するにしても、判断を間違わなそうです。

自分のサイトに対して「この対策は有効」「この対策は相性が良くなさそう」といった判断軸がしっかりしそうだなと思いました。

次回は「10年つかえるSEOの基本(後編)」としてアレコレ書いていきます。

(追記)
「10年つかえるSEOの基本(後編)」の記事を書きました。
こちらも良ければぜひ。

miya-moto-blog.hatenablog.com

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読書感想リンク

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