「SEO対策・超入門2023」こちらの本、読んでみました。
私が読んだタイミングでは「Prime Reading」(Amazonプライム会員なら無料で読める枠)の対象になっていました。
ブログを始めて間もないですし、良いタイミングなので読んでみました。
SEOはブログに関係する情報でもありますが、自分の場合は仕事でも関係したりします。
自分の仕事でも、SEOの知識があると有利に働くシチュエーションがありそうです。(多くはないですけど。)
なので知っていて損はないかなと。
あと、SEOの情報はネットで調べると大量に出てきますが、どうしてもツギハギな情報になってしまうなと感じていました。
なのでここらで1冊、全体像を掴める本を読んでおきたいなと思った次第です。
それでは今回はこの本に関してアレコレ書いていきます。
内容紹介
まずはAmazonから本の内容を抜粋します。
本書は、Webマーケティングに精通した、
キャリア20年超のWebコンサルタントによるSEO対策の入門書です。
「SEOを1日で習得する」をテーマに、コンパクトに内容をまとめました。
こんな感じの本です。
ちなみにこの本、内容をアップデートしていくそうです。
また、本書は電子書籍の利点を活かして、Googleのアルゴリズムアップデートを中心としためまぐるしい状況変化に対応していただけるよう、内容を不定期に更新しています。
なので買って読んでおしまいではなく、状況変化に対応して本書がアップデートされ、アップデート部分を読み直せば最新情報をキャッチアップできる。ということだと思います。
SEOは、引用した部分にも書いてある通り「めまぐるしい状況変化」があります。
なので買ってから数年経つと情報が古くなってしまいがちなんですが、この本はアップデートを続けていくということでありがたい限りです。
著者情報
著者情報もリンクしておきます。
いくつか引用と感想
Googleは「巨大なQ&Aシステム」
さて、SEOを始めるにあたって、最も重要な前提を確認したいと思います。
それは、Googleは「巨大なQ&Aシステム」だ、ということです。
検索エンジンのユーザーは、ほぼすべての人が何らかの疑問や問題(Q)を抱えており、検索することによって検索結果に適切な答え(A)を求めています。 「ググる」という言葉がありますが、読者のみなさんも一度はググったことがあるでしょう。その際は、やはりなんらかの疑問や問題を抱えていて、それを解決しようとしていたはずです。
SEOを行うということは、そのようにググる側だった皆さんが、今度は、ググった人に対してその回答を提供する側に回る、ということなのです。
「自分のブログが上記引用に該当するか?」と考えると、微妙な気がしてます。
「Q&A」に対応した感じではないような気がしてます。
ですが、SEO対策を講じるブログやWebサイトであれば、この考え方は重要な気がします。
自分がどういった時にググってるか思い出すと、たしかに「何らかの疑問や問題(Q)を抱えており、検索することによって検索結果に適切な答え(A)を求めて」いる時がほとんどです。
自分のブログではそこまで意識する必要はなさそうですが、仕事で触れるWebサイトに関してはQ&Aの側面が強くなります。
「ググる側だった皆さんが、今度は、ググった人に対してその回答を提供する側に回る」
この目線でWebサイトを構築すると、常にユーザ視点で考えることができそうです。(プログラマはユーザ視点を意外と忘れがちなので。)
SEOの歴史
SEOをネットで調べると、ついつい最新情報ばかりを追ってしまいます。
ですが、これまでの歴史を抑えておくのも大事ですよね。
ただ、歴史から一部抜粋して引用するのはあまり意味がない気がするので、詳しく知りたい方は本書を読んで頂ければと。
とはいえ、数年前に職場で聞いていたワードが登場していたのでそこだけ引用してみます。
パンダアップデート
ペンギンアップデート
本書で出てきた「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」等は、当時の職場でたまに聞いていたワードでした。
ですが当時はSEOに詳しくなく、あまり理解できていませんでした。
今回、本書でSEOの歴史を読んだことで「パンダアップデート」「ペンギンアップデート」の経緯や目的、インパクトの大きさを知ることができました。
過去の疑問が本書を読んでようやくクリアになった感じです。
検索上位表示に要する月数
次に、検索上位表示に要する月数について解説しましょう。
これは、上位表示を狙うキーワードの難易度によっても違いはありますが、おおむね昨今の検索エンジンでは、新たな記事をアップロードして検索エンジンにインデックスされてから、1〜3ヶ月ほどの時間をかけてそのページの持つ本来の順位が確定する傾向にあります。
仮に、あるキーワードで1位になるほど完璧なコンテンツができた場合、そのページが1位におさまるには1〜3ヶ月ほどの時間がかかるということです。
「検索上位表示に要する月数」は、けっこう気になる人が多いのではないかなと思います。
最近ブログやWebサイトを公開した人は特に。
自分も少し気になっていた事なので、知れて良かったです。
「1〜3ヶ月ほどの時間がかかる」んですね。
ただ、ネットで検索すると「3か月」「半年」「1年」など見解がマチマチです。
なので結局どれを信じるか、どれを目安とするか、という感じはします。
自分は「1〜3ヶ月ほど」を目安にしてみようと思います。
タイトル作成にはChatGPTが活用できる
記事のタイトル作成には、ChatGPTが非常に使えます。
まずキーワードを伝え、「そのキーワードで上位表示するための記事の魅力的なページタイトル案を10個考えてください(文字数32文字以内)」などと入力してみてください。
タイトル案をたくさん出してくれます。
本書の発売日はAmazonによると「2020/4/22」のようです。
「ChatGPT」の情報が載っているということは、発売した後に内容を更新している証拠になるかなと思って引用してみました。
自分のブログでは、まだそこまでタイトルにこだわってないです。
ですが、もしSEOをより意識するようになってきたらChatGPTに相談してみようと思います。
タイトルに限らず、明確な正解がないタイプの内容を一人でグルグル考えるのはしんどいです。
GhatGPTで壁打ちするのは良さそうですよね。
おわりに
ということで「SEO対策・超入門2023」に関してアレコレ書いてみました。
少し話が脱線しますが、以前の職場にSEO専任の人が居ました。
そのSEO専任の人はプログラマではなかったので、SEO対策する際はプログラマの人とチームを組んで対策を進めることになります。
ですが、その当時の周りのプログラマのことを思い返すと、意外なことにSEOに興味関心がある人が少なかった印象です。
なのでSEO専任の人とプログラマの間で認識違いが発生して、無駄な工数が発生してしまうパターンをよく見かけました。
プログラマにとってSEO知識は必須ではないかもしれないですが、あると有利に働くシチュエーションはけっこうありそうだなと思っています。
自分は比較的SEOに興味関心がある方なので、引き続きSEO知識を深めていこうと思います。
最新情報のキャッチアップもなるべく頑張りたいと思います。
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