2023年5月10日放送のパンサー向井の#ふらっとを聴きました。
國分功一郎さんがゲスト出演するということで聴きました。
Radikoタイムフリーで聴こうと思っていたのですが、YouTubeにアーカイブされていたのでそちらで聴きました。
公式がアーカイブしてくれると記事にもしやすいです。ありがたい。
なので動画リンクは削除しました。
國分さんのことは、オードリー若林さんきっかけで興味を持っていました。
お二人の対談を読んだり、今は「哲学の先生と人生の話をしよう」という本を読んでいる最中です。
これまで活字でしか知らなかった國分さんがラジオ出演するということで、楽しみにしていました。
そしてラジオと活字では良い意味でギャップがあり、楽しく聴けました。
國分功一郎さんのプロフィール
まずはゲストの國分さんのプロフィールをWikipediaから引用してみます。
國分 功一郎(こくぶん こういちろう、1974年7月1日 - )は、日本の哲学者。東京大学大学院総合文化研究科教授。学位は、博士(学術)(東京大学・2009年)。
17世紀哲学、現代フランス哲学が専門。時代の閉塞感への考察など、現代社会の分析も行う。
著作に『暇と退屈の倫理学』(2011年)、『近代政治哲学』(2015年)、『民主主義を直感するために』(2016年)などがあり、『中動態の世界――意志と責任の考古学』(2017年)は第16回小林秀雄賞、第8回紀伊國屋じんぶん大賞を受賞した。
出典:國分功一郎 - Wikipedia
「哲学者」ということで、この時点でちょっと難しいんじゃないかと感じる人も居るのではないかなと思います。
私もそうだったのですが、苦手意識が最近はちょっとなくなってきました。
それは今読んでいる「哲学の先生と人生の話をしよう」でも感じることですし、今回の放送でも感じました。
自分が國分さんを知ったきっかけ
冒頭でも触れましたが、自分が國分さんを知ったきっかけは若林さんでした。
最初はたしか、若林さんとサトミツさんがやったインスタライブ(おそらく一回限り)で「中動態の世界」をオススメしていたことがきっかけでした。
そののち、國分さんと若林さんの対談が載っていた文學界を読みました。
ちなみに、午前0時の森でも「中動態の世界」「暇と退屈の倫理学」をオススメしていました。
こんな感じで、國分さんと若林さんは何度か接点があった感じです。
で、私は今「哲学の先生と人生の話をしよう」を読んでいる最中です。
國分さんの著作はこれが初めてです。
上記の流れだと「中動態の世界」から読み始める流れな気もしますが、「中動態の世界」はちょっと難しそうな印象があったので「哲学の先生と人生の話をしよう」から読み始めました。
放送の感想
前置きが長くなりましたが、今回の放送の感想について書いていきます。
向井さんもきっかけは若林さん
向井さんは「暇と退屈の倫理学」を読んだそうで、この本を手に取ったきっかけは若林さんのようでした。
※「暇と退屈の倫理学」の帯を若林さんが書いている
※向井さんはオードリーのオールナイトニッポンのリスナー
國分さんは、新作「目的への抵抗」を出したみたいです。
上記のような流れから、今回のゲスト出演になったのかなと思います。
向井さんのきっかけも自分と同じく若林さんというのは、なんとなくそんな気がしていましたが、なんだか嬉しかったです。
印象変わりました
私が今読んでいる「哲学の先生と人生の話をしよう」は、一般の方からの相談に國分さんが回答していく形式です。
相談者に寄り添った優しい回答もありますが、けっこう辛辣な回答もあったりします。
理路整然に淡々と回答している感じもあり、國分さんにはちょっと怖い印象がありました。
で、今回の放送で初めて國分さんの声を聴いたのですが、印象が変わりました。
思っていたより快活な感じもありつつ、物腰も柔らかい印象を持ちました。
活字だけの印象だとわからないもんですね。
向井さんのインタビュー力
向井さんのインタビュー力も流石でした。
「むかチャリ」とか「向井と裏方」を聴いていた時からインタビュー力のすごさを感じていましたが、今回もすごく良かったです。
水曜パートナーの三田さんも所々で差し込んでくるコメントがすごく良かったです。
中でも締め括りのコメントが特に良かったです。
おわりに
ということで、國分さんゲスト回について書いてみました。
今回の放送でなんとなく難しそうな印象はなくなりました。
「哲学の先生と人生の話をしよう」を読み終わったら、今度は
のどれかを読んでみようと思います。