今回はNotionデータベースの作成手順に関して書いていきます。
作成手順は、以前記事にしたNotionデータベース活用事例を基に書いていきます。
今回は「摂取カロリーの現状と理想を比較する」を基にします。
上記の記事では、マクロ管理法でダイエットを進めるにあたって
- 「現在の摂取カロリー」と「理想の摂取カロリー」を比較する
- 比較した結果、摂取カロリーを○○kcal減らす必要がある
- 比較した結果、タンパク質を○○g増やす必要がある
といった内容を載せています。
その比較はNotionデータベースで実施しています。
今回の記事では、そのNotionデータベースを「どうやって作成したか」の手順を詳しく書いてみようと思います。
それでは本題へ。
完成図
まずはイメージしやすいように完成図の画像を貼ります。
※ビュータイプは「テーブル」ビューのみを使用。
作成手順
それではここから本題。
「摂取カロリーの現状と理想を比較するNotionデータベース」を作成する手順を書いていきます。
新規データベースを作成
まずは新規データベースを作成します。
※この辺はお好みで。後から変更も可能です。
※「名前」と「タグ」は初期設定されている
各プロパティを設定
作成したデータベースにプロパティを追加していきます。
追加するプロパティは
- 名前
- ①ダイエット前
- ②ダイエット中(現在)
- ③理想
- ③ - ①
- ② - ①
- ③ - ②
- メモ
の8項目です。
不要なプロパティを削除
まずは初期設定されている「タグ」は今回不要なので、プロパティを削除します。
「名前」を設定
初期設定の「名前」は削除できません。
これはおそらくNotionの仕様で、削除できないようになっています。
今回は初期設定のまま「名前」で進めていきます。
「①ダイエット前」を追加
新規プロパティ「①ダイエット前」を追加します。
「+」をクリックし、「数値」を選択します。
プロパティ名を「①ダイエット前」に変更します。
数値の形式は「数値」にします。
表示方法も「数値」にします。
※「①ダイエット前」はデータ入力すると最終的にこうなります。
「②ダイエット中(現在)」を追加
新規プロパティ「②ダイエット中(現在)」を追加します。
「②ダイエット中(現在)」は「数値」です。
「①ダイエット前」と同じなので省略します。
「③理想」を追加
新規プロパティ「③理想」を追加します。
「③理想」は「数値」です。
「①ダイエット前」と同じなので省略します。
「③ - ①」を追加
新規プロパティ「③ - ①」を追加します。
「+」をクリックし、「関数」を選択します。
プロパティ名を「③ - ①」に変更します。
関数の「編集」をクリックし、「数式」を入力していきます。
プロパティ名「③ - ①」の通り、演算(引き算)をしていきます。
まずは先ほどプロパティ追加した「③理想」をクリックします。
クリックすると、数式に反映されます。
次に、演算子を入力します。
今回は引き算なので「-」を入力します。
次に、先ほどプロパティ追加した「①ダイエット前」をクリックします。
クリックすると、数式に反映されます。
最後に「完了」をクリックして完了です。
※「③ - ①」はデータ入力すると最終的にこうなります。
※ちなみに引き算は「subtract」で入力できたりもします。
※構文や例も表示していて、親切でありがたいです。
「② - ①」を追加
新規プロパティ「② - ①」を追加します。
「② - ①」は「関数」です。
「③ - ①」と同じ要領なので省略します。
「③ - ②」を追加
新規プロパティ「③ - ②」を追加します。
「③ - ②」は「関数」です。
「③ - ①」と同じ要領なので省略します。
「メモ」を追加
新規プロパティ「メモ」を追加します。
「+」をクリックし、「テキスト」を選択します。
プロパティ名を「メモ」に変更します。
「メモ」はこれで完了です。
※「メモ」はデータ入力すると最終的にこうなります。
データ入力
各プロパティにデータを入力します。
「①ダイエット前」「②ダイエット中(現在)」「③理想」列それぞれにカロリー、タンパク質、炭水化物、脂質をどんどん入力していきます。
データ入力すると、「③ - ①」「② - ①」「③ - ②」列それぞれに引き算された結果が表示されているはずです。
ガイドとチュートリアル
Notion公式サイトでも、詳しい操作方法が載っています。
上記で書いた手順に関連しそうなページをリンクしておきます。
おわりに
ということで、摂取カロリーの現状と理想を比較するNotionデータベースを「どうやって作成したか」の手順を詳しく書いてみました。
作成手順の中で登場する「関数」は、Excelの「セル参照」や「演算」のイメージに近いかなと思います。
用途によって使い分ける必要があるとは思いますが、今回のようなシンプルな演算であればNotionで十分かなと思っています。
この作成手順が参考になれば幸いです。