みやもとブログ

好きなものの感想などを書いています。読書、ラジオなど。

目次
目次

【感想】『人生にゆとりを生み出す 知の整理術』[後編] 図書館活用法

この記事をシェアする

「人生にゆとりを生み出す 知の整理術」を読んだ感想の続きを書いていきます。

人生にゆとりを生み出す 知の整理術

今回は後編です。

前編はこちら。

前編の記事

それではサクッと本題へ。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

そろそろ本気出したいあなたへ。超・面倒くさがりやの著者が「京大現役合格」「人気ブログ運営」「シェアハウス運営」をやってのけた、ゆるく続けられる独学勉強法! 歯磨きするように、勉強しよう。

こんな感じの本です。

ここは前回の記事と同様です。

いくつか引用と感想

「図書館」活用法

僕は読みたい本はできるだけ図書館で借りるようにして、本当に気に入ったものや必要なものだけを買うことにしている。買うときも古本屋で安いのを探すことが多い。
その理由は、「金銭的に節約したい」というのももちろんあるけれど、それと同じくらい、「お金を払うという体験のレアさを失いたくない」というのも大きな理由だ。
人間の心理として、身銭を切ったものは身につきやすい。高いお金を払ったものに対しては、「元を取らなければいけない」という気持ちが働いてやる気がわいてくる。

図書館の利用スタンスが似ていたので引用してみました。

1冊1冊買っていたら出費がかなりシンドイ。でもたくさん読みたい。
そういった時、図書館のありがたみを感じます。

図書館で気軽に借りて読めたことで購入に繋がった本もたくさんあります。
図書館で借りてなかったら買ってなかっただろうな…という本もたくさんあります。

そういう意味でも、自分にとって図書館の存在はかなり大きいなと。
そして引っ越しの時でも図書館が近いか、所蔵数がどれくらいか、は割と重要になってくるかもしれないです。

こんなサイトもあります。
データがどのくらい正確なのかは分かりませんが、見てると楽しいです。

www.tosyokan-navi.com

ちなみに買うとなったら電子書籍で買うことが多いです。
紙の方が読みやすいのですが、なかなか場所を取るので電子書籍メインとなりました。

図書館の利用について

こんなふうに、古本や図書館を勧めすぎると、「新刊を買って、著者の印税や出版社にお金が入るようにしたほうがいいのでは」と思う人がいるかもしれない(たまに誤解している人がいるけれど、古本を買ったり図書館で本を借りたりしても、著者や出版社には一銭もお金は入らない)。
僕も本を書く側の人間なので、「新品を買ってくれたほうがありがたい」という気持ちはある。ただ、新品の本しか買われないとすると、本とか読書の世界が狭くなりすぎると思うのだ。
僕自身、図書館や古本で育った人間なので思うのだけど、図書館や古本などで手軽に読書に親しめる機会があることで、本を読む人が増えるというのは確実にある。読書をする人が増えれば、その人たちは図書館や古本だけじゃなく、たまには新品の本も買ってくれるはずだ。僕は図書館や古本のヘビーユーザーではあるけれど、新品の本もときどき買っていて、世の中の平均よりは本にお金を使っているほうだ。
というふうに考えているので僕の本も図書館や古本でたくさん利用されることを望んでいる。僕の本を買った人は、読み終わったら古本屋に売ったり友達にあげたりして、本を社会の中に放流してやってください。

「新刊を買って、著者の印税や出版社にお金が入るようにしたほうがいいのでは」という意見は、よく見聞きします。
自分もそういった葛藤があった時期もありましたが、今はかなり図書館を利用しています。

「図書館や古本屋は利用しない。本は必ず買う。」というスタンスだと、極端に読む量が減ってしまうんですよね。
好きな作家の本しか買わなくなってしまうというか、それこそ引用した内容の通り「本とか読書の世界が狭くなりすぎる」気がしています。

結果として、自分は図書館を利用していた方が買う機会が増えています。
図書館で借りた本がきっかけで好きな作家が増えたりもしますし。

ただこの件に関しては、書き手も読み手もスタンスがそれぞれで、スタンスの違いで割と衝突している印象があります。
衝突しているのはSNSとかでの印象なので、極端な例かもしれませんが。

ということで自分のスタンスを周りに強制するつもりもなく、周りから強制されたくもなく、自分はそうしているってだけの話です。

図書館の貸出期間

図書館の本は貸出期間が決まっているので不便だと思う人もいるかもしれない。
でも、実は貸出期間が決まっていることはいいことだ。期間が決まっていると、その時期に読もうというモチベーション、つまり「制限は力」が働くからだ。
なんとなく、「読むかもしれない」くらいの気持ちで買っておいて、読まずに何年も置きっぱなしにするよりも、読みたくなった時期に短期間で集中して読んでしまうほうが効率のいい勉強法だ。

(中略)

貸出期間はだいたい2週間が原則で、延長すれば4週間まで借りられるところが多い(延長はネットで手続きができる)。たいていの本は、2~4週間も手元に置いておけば読み切ることができるだろう。
もし、4週間でも足りないと感じて、何ヶ月も手元に置いておきたいと思う本があったら、そのときに初めて買えばいい。

図書館の本の貸出期間が2週間というのは、絶妙ですよね。

2週間以内に読めてしまう本は、やっぱり自分の中でも興味があった内容だったのかな、と。
読めなかった本は、自分の中でも興味があんまりだったり、読むタイミングが今じゃなかったのかな、と。

あとは、面白かったのに読み切れなかった場合は貸出期間を延長したり、延長できなかった場合は買ったりします。

買った本より、図書館で借りた本を先に読み終わってしまうことが多いです。
これは、貸出期間による締切効果の影響が大きいかなと思います。

で、買った本は積読になってしまっているのに、また更に図書館で本を借りてしまったり。

とにかく図書館の存在はありがたいです。
自分の近所の図書館が所蔵数多めなのも感謝です。

おわりに

ということで「人生にゆとりを生み出す 知の整理術(後編)」としてアレコレ書いてみました。

今回の記事で引用したのは

  • 「図書館」活用法
  • 図書館の利用について
  • 図書館の貸出期間

の3つでした。

全て図書館に関する内容を引用してみました。
なんというか、図書館のありがたみを再認識できました。

前編の記事、改めてもう一度貼っておきます。
こちらも良ければぜひ。

miya-moto-blog.hatenablog.com

TOPへ戻る HOMEへ