みやもとブログ

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心理的安全性というものに興味を持ちました

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心理的安全性という言葉はちょっと前から気になっていました。

ですがアレコレ調べてみるところまではいかず、気になる程度に留まっていました。
なんとなく「気軽に意見が言い合える状態」くらいの認識でいました。

ただ、最近読んだ本でちょっと認識を改めまして、一気に興味を持ちました。
今回の記事ではその辺りに関して書いてみようと思います。

この本読んだ

こちらの本、読み終わりました。以前も一度記事にした本です。
こちらの記事です。こちらも良ければぜひ。

こちらも良ければ

Amazonの内容紹介から一部抜粋します。

本書では、著者自身の仕事、リクルートで管理職育成のために主催していた「中尾塾」、現在主催している経営者対象の新生「中尾塾」での経験を踏まえ、様々な規模・業種のマネジメントに「本当に役立つ」本を紹介・解説します。

《本書の内容》
第1章 人に関する課題を解決する7冊
第2章 チームマネジメントの課題を解決する11冊
第3章 チームづくりの課題を解決する10冊
第4章 人材育成の課題を解決する5冊
第5章 商品・サービスづくりの課題を解決する8冊
第6章 事業運営の課題を解決する9冊
第7章 トラブル発生時・環境変化の課題を解決する11冊
第8章 お金の課題を解決する3冊

上記からも分かるようにマネジメントに関するブックガイド的な本でした。
ただマネジメントとは言いつつも、マネジメント層に限らず全ての社会人に学びがある本だなと感じました。(前回の記事でも同じ説明しています。)

本書で紹介・解説されている本の中で1冊、気になる本が見つかったのでその辺りについて触れてみます。

気になる本が見つかった

こちらの本が気になりました。
この記事の冒頭でも書いてますが、心理的安全性に一気に興味を持った部分を引用します。

心理的安全性」という言葉を聞いたことがある人は多いと思います。この心理的安全性の高さが必要なのは、高い業績を求める組織だけです。

一般的な組織では、心理的安全性が低いので、本来の仕事とは別の「もう1つの仕事」に精を出しています。「まわりの人から見える自分の印象を操作し、なるべく優秀に見せようとする。駆け引きをし、欠点を隠し、不安を隠し、限界を隠す。自分を隠すことにいそしんでいるの」(p.15)です。
無意識に、この「強がり」をするために時間を使っています。

高い業績を挙げたいのであれば、こんな内向きの無駄な仕事に時間を使う余裕はありません。しかし、「弱さを見せると一方的に付け込まれるのではないか」というような環境では、この「もう1つの仕事」に取り組まざるをえません。
だから、高い業績を求める組織には、心理的安全性の高さが必要なのです。

引用文にある「もう1つの仕事」、自分はこれにけっこう時間を使っているかもしれないです。。

この引用文に続く話の展開は、組織として心理的安全性を高めるにはどうするか、どちらかというと管理職目線での話の展開だった記憶です。

ただ自分としては「心理的安全性」関連の本をこれから何冊か読んで、まずは個人として「もう1つの仕事」に使っている時間を減らせないか試行錯誤してみたいなと思いました。

ちなみに「もう1つの仕事」と表現しているのも良いなと思いました。
「強がり」と言い換えたりもしてますが、「もう1つの仕事」という表現の方がグッと引き込まれます。カッコイイ。

あとタイトルも良いなと思いました。
なぜ弱さを見せあえる組織が強いのか
この短いタイトルの中で「弱い」と「強い」を対比させてる感じ。カッコイイ。

個人的にビジネス書の翻訳はどうしても馴染めないことが多いのですが、この訳の感じなら読めそうです。

こっちも読みたい

なぜ弱さを見せあえる組織が強いのかは今後読む予定です。

とはいえ日本のやつも読んでおきたいなと。
どっちを先に読むかはわからないですが、こちらも読んでみようと思います。

おわりに

ということで、「心理的安全性」に関してアレコレ書いてみました。

まだブックガイド的な本を機にサラッと触れた程度ですが、認識を改めることが出来ました。解像度が少し上がった気がしてます。

これから「心理的安全性」関連の本を何冊か読んで更に理解を深めていきたいと思います。

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