みやもとブログ

好きなものの感想などを書いています。読書、ラジオなど。

目次
目次

【感想】『最強のライフハック100』[前編] 完璧を目指しがち、残業しがちな人へのライフハック

この記事をシェアする

「最強のライフハック100」こちらの本、読みました。

仕事のスピードを上げながら質を高める 最強のライフハック100

以前読んだ「在宅HACKS!」が良かったので、同じ著者の本から探して「最強のライフハック100」を読んでみました。

関連記事

「在宅HACKS!」は5記事に渡って書いたのですが、あまりにもボリューム多すぎたな…という反省がありました。
なので今回はちょっと絞って「前編」「後編」の2記事に分けて書いていきます。

ということで今回は前編としてアレコレ書いていきます。

本の内容

まずはAmazonから本の内容を抜粋します。

『IDEA HACKS!』シリーズが累計50万部突破!
元祖ライフハック本著者による、ライフハック本の決定版!

「残業しないで成果を上げろ」はすでに10年近く言われ続けてはいたものの、この1、2年で本当に誰もが逃れられない命題になってきたのではないでしょうか。本書は、ビジネススキル、自己啓発本の元祖ブームを作った1人である著者が、満を持して書き下ろした「2018年版 ライフハック」の決定版です。
「時間」「情報収集」「片付け」「集中と発想」「チーム」4つの章に分けて、仕事のスピードを高めながら、質を上げるための100のテクニックを紹介します。Slack、Eight、Alexa、Apple Watchなど、まさに最新のビジネスツールを使った小ワザも入っています。

こんな感じの本です。

「100のテクニック」が載っているのでサクサク読めます。読みやすかったです。

いくつか引用と感想

はじめに

「会社に行く」という概念も変わります。在宅勤務も当たり前になり、場所に縛られない働き方が実現します。国境も関係なくなり、世界がいよいよつながっていきます。自動翻訳の技術の進展もあり、世界中のさまざまなチャンスへの扉が開くと同時に、世界中のライバルからの脅威にもさらされるでしょう。

さっそく話が逸れてしまいますが、本書の発売日は「2018/8/22」です。

世の中的に一気に在宅勤務にシフトする前に、「在宅勤務が当たり前になり・・・」と書いています。

以前読んだ「在宅HACKS!」が良かったと感じたのは、著者のこの辺りの考え方によるものなのかなと勝手に納得しました。

5割で提出、完璧を目指すな

仕事というのは、0から50くらいにもっていくのは、比較的簡単です。そこからさらに80くらいまで仕上げるのも、それほど労力はかからないでしょう。しかしそこからさらに精度を上げていこうとすると、どんどん大変になっていきます。99を100にするのには、おそらく0から50にするのと同じくらいの時間と労力がかかります。
仕上げというのはそういうものなのです。

だとすると、まずは50まで到達したところで、サッと提出してしまったほうがいい。50までと割り切れば、それこそ圧倒的なスピードで仕事をこなすことができます。

では、どうすれば5割の完成度で納得してもらえるか。それは「スピード」しかありません。

自分はどちらかというと完璧を目指しがちなので、こういった考えはいつも念頭に置いておかないとなと思いました。

自分なりに完璧に仕上げてから提出して、方向性が間違っていたなんてことになったら最悪のケースですよね。

引用した部分の続きとして本書でも触れている部分ですが、早い段階で一度提出して、方向性が間違っているようなら早めに軌道修正できるのは利点ですよね。
完璧を目指した場合は、こういった軌道修正がなかなか難しいです。

ただ、なんでもかんでも5割で提出できるわけではないかなとも思っています。
提出する相手次第かなと。

5割で提出OKだったり、8割はいかないと提出できなさそうとか、10割提出以外は考えられないとか、相手次第な部分もありますよね。きっと。

とはいえ、なんでもかんでも完璧に仕上げる必要もないはずで。

自分ルールで「完璧に仕上げてから提出しないといけない。」になってしまっていないか。

時々こういった振り返りが必要だなと思いました。

仕事をやりかけで放置すべき理由

5割の完成度で提出することのメリットは、仕事のスピードが上がり、精度も高まる以外に、もうひとつ利点があります。イデアがやってきやすくなるのです。

ブログの記事であれば、最初の数行を書いて、そこで放置します。そうするとところどころで、ブログ記事の続きを思いつく。企画書も同様です。やりかけで放置しておくことで、電車に乗って移動しているときや、トイレに行くとき、寝ている間なんかでも、「こういうページを加えればいい」「あのページはこの表現のほうがよさそうだ」といったアイデアがやってくるのです。

逆に、完全に仕上げて終わらせてしまった企画書については、頭もスッキリしてしまって、残念ながらアイデアは浮かんできません。
だから、仕事はやってきたときにまずちょっとだけ手をつけ、そして、やりかけで放置する。そうして頭の中にモヤモヤを残す。そうするとどんどん改善案が降ってくるのです。

これは先ほど引用した「5割で提出」と関連しています。

引用した部分の続きとして本書でも触れている部分ですが、
仕事をやり切ってしまうと、その後はその件に関してあまり考えなくなる。
仕事をやりかけで放置すると、モヤモヤが残り、改善案が浮かんでくる。
こういった現象を「ツァイガルニク効果」と呼ぶそうです。

「ツァイガルニク効果」はけっこう有名かなと思います。
ネットで調べるとたくさんヒットします。
せっかくなので、一つリンクしておきます。

www.kaonavi.jp

自分はブログの記事をNotionで下書きしているのですが、意図せず「ツァイガルニク効果」のメリットを享受してそうだなと思いました。

関連記事

記事を投稿するまでに「下書き」→「予約投稿」→「投稿」と段階を踏んでいます。
この段階の中で、表現を少し変えたり、追加したりして仕上げていっています。

最初から「投稿」するよりは、「下書き」「予約投稿」と段階を踏むことで、ある程度は仕上がりに良くなっているかなと思っています。あくまで自分の中でですが。

おわりに

ということで「最強のライフハック100(前編)」に関してアレコレ書いてみました。

自分はどうしても仕事をする時に「完璧を目指しがち」「キリ良く終わらせるために残業しがち」なので、今回引用した部分はそういったマインドを緩めてくれる作用があるなと思いました。

次回は「最強のライフハック100(後編)」としてアレコレ書いていきます。

(追記)
「最強のライフハック100(後編)」の記事を書きました。
こちらも良ければぜひ。

miya-moto-blog.hatenablog.com

TOPへ戻る HOMEへ